XD-HYBRID系モデルが9月15日から発売開始されたCX-60日本仕様ですが、これまで未定とされていたプラグインハイブリッドモデルのスペック・諸元が新たに公開されました。
CX-60日本仕様は6月22日にグレードや価格などの詳細が発表されていましたが、プラグインハイブリッドモデルに関しては認可取得途中という事でこれまでスペックや諸元が"未定"と案内。
12月に発売予定とされていましたが、このタイミングでようやくスペックや諸元が公開されています。
〇CX-60公式HP・カタログ・スペック表。
こちらで公開されている主要諸元・装備表をチェックすると・・・・。
これまで"未定"となっていたプラグインハイブリッドモデルの主要諸元やスペックが新たに公開されていました。
まずは最高出力・トルク等の数値がこちら。
〇2.5ガソリンエンジン(PY-VPH型)
・最高出力・・・・188PS(138Kw)/6,000rpm
・トルク・・・・250Nm(25.5kgf・m)/4,000rpm
・使用燃料・・・・レギュラーガソリン(50ℓ)
〇モーター(MS型)
・最高出力・・・・175PS(129Kw)/5,500rpm
・トルク・・・・270Nm(27.5kgf・m)/400rpm
一足先にプラグインハイブリッドモデルが発売開始されている欧州仕様では"システム合計"のスペックで公開されていましたが、日本仕様ではエンジンとモーターそれぞれ別に表記されています。
参考までに欧州で公開されている"システム合計"のスペックがこちら。
〇欧州仕様(システム合計)
・最高出力・・・・327PS(241Kw)
・トルク・・・・500Nm
・総合燃費(WLTP)・・・・1.5~1.6L/100km(リッター燃費で約66~62.5km)
・CO2排出量(WLTP)・・・・33〜37g/km
燃費に関しても欧州仕様と違って「ハイブリッド燃費消費率」「充電電力使用時走行距離」「EV走行換算距離」等に分けて表記されています。
これは日本で取り決めされているEV・PHEV車の燃費表示方法で、国土交通省のHPでも詳細が公開されています。
https://www.mlit.go.jp/common/001283223.pdf(PDF形式)
このあたりは充電頻度や走行環境で燃費数値が大きく異なる事になりそうですね。
やはり街中や近距離移動を中心にEV走行を積極的に行うのがポイントだと思われます。
あと、すでにご存じの方も多いかと思いますが日本仕様のプラグインハイブリッドモデルはCHAdeMO規格の急速充電も利用可能で、V2L(Vehicle to Load)やV2H(Vehicle to Home)といった外部給電機能にも対応しているのが大きなポイント。
CX-60日本仕様の予約受注開始発表に合わせてグレードや価格に関する情報も公開されたので詳しくチェック。 - つらつらとMAZDA
どちらも対応しているプラグインハイブリッド車はまだまだ少ないので、このあたりもCX-60の強みになりそうです。
CX-60 プラグインハイブリッドモデルは12月頃に発売開始予定となっていますが、週末に開催されたスーパー耐久シリーズの会場で実車展示(欧州仕様)も実施。
発売が近づくにつれて国内仕様も披露されると思うので注目したいところです。