つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが今年の上海モーターショーで「新たな中国市場専用EVモデルの導入」を発表する可能性が浮上。

「2021年から中国で販売されている"CX-30 EV" (画像 長安マツダ)」

年末年始にかけて開催されている広州モーターショーで「CX-50 中国仕様」の実車を初展示したマツダ長安マツダ)ですが、今年はさらに中国市場専用のEVモデルを発表する可能性が出てきました。

 

 

現在中国ではリスケジュールされた広州モーターショーが年末年始にかけて開催中。

マツダ長安マツダ)は先月15日に初披露された「CX-50 中国仕様」の実車を初めて一般展示していますが、現地メディアによると今後の電動化戦略についてもプレゼンが行われたようです。

 

 

今回取り上げるのは中国の自動車メディア「dongchedi.com」に掲載された記事。

記事によると長安マツダの住岡敬社長が昨年11月に発表した「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針」に加えて「中国市場における電動化戦略」についても説明したとの事。

基本的には昨年11月に発表された内容通りですが、記事の最後にこのような内容が・・・。

CX-50上将会逐步搭载混动车型HEV,在明年下半年会有CX-90,是一款旗舰SUV。明年,在上海车展上公布2024年中国专属的EV车型的导入计划,在未来马自达将进一步加快导入电动车型,并且加快电动化发展。

CX-50にはハイブリッドモデルのHEVが順次搭載され、2023年後半にはフラッグシップSUVであるCX-90が登場する。 上海モーターショーでは中国専用EVモデルを2024年に導入する計画が発表される予定。今後、マツダは電動モデルの導入をさらに加速させ、電動化の展開を加速させていく。

長安マツダはすでに中国市場専用のEVモデル「CX-30 EV」を2021年秋から発売していますが、さらに新たなEVモデルの導入計画が上海モーターショーで発表予定という話が出てきたようです。

 

 

記事に出てきた「上海モーターショー」は隔年で4月に開催されているモーターショーで前回は2021年なので今年は開催される年となります。

現時点で新たな中国市場専用EVモデルの詳細は不明ですが、マツダは中期経営計画のアップデートで2024年まで既存資産を活かす方針を示している事に加えて、現在開発中の「EV専用スケーラブルアーキテクチャー」の導入は早くとも2026年頃になる見込みなので、既存車種のEVバージョンが有力でしょうか・・・?

(画像 MAZDA)

すでに販売されている「CX-30 EV」は合弁先の長安汽車が開発したシステムを搭載していますが、新たなEVモデルは同じ手法で開発されているのか?それともMX-30に続くマツダ独自開発EVになるのか気になるところ・・・・。

 

 

中国では「CX-50」だけでなく今年後半に「CX-90」も導入予定となっているので、これからの巻き返しに注目ですね。