昨夜開催されたイベントで新たなブランドビジョンや商品戦略を発表した長安マツダですが、その中で特に気になる新型車に関する新たな情報が出てきています。
長安マツダは昨夜開催した独自イベント「MAZDA BRAND NIGHT」で新たなブランドビジョンや商品戦略を発表。
その中でも特に注目なのは合弁先の長安汽車と共同開発される新型EV/PHEVモデル2車種。
この2つのモデルは2025年末までに投入予定と公表されましたが、現地メディアが第一弾モデルの登場時期に関する情報を取り上げています。
今回取り上げるのは中国の自動車メディア「yiche.com」の記事。
こちらは昨夜長安マツダから発表された内容を取り上げてる記事ですが、その中でこのような一文が・・・。
根据规划,双方合作的第一款车型将在明年年底正式推出。据了解,目前新车的开发工作进展顺利,相信这款新车将成为马自达和长安汽车向市场推出的自信之作。
計画によるとマツダと長安汽車が共同開発した最初のモデルは、来年末に正式に発売される予定です。 新型車の開発は順調に進んでいるとのことで、マツダと長安汽車が自信を持って市場に投入する新型車となるものと思われます。
どうやらイベント会場では共同開発第一弾モデルの開発は順調に進んでいて、2024年末に正式発表予定である事も公表されたようです。
共同開発が開始された時期は不明ですが、来年末に正式発表という事は開発も終盤に差し掛かってる可能性が高そうですね・・・。
中国ではすでにCX-30に長安汽車製のEVユニットを搭載した「CX-30 EV」が販売されていますが、このモデルはEVユニット以外ほぼ標準のCX-30のまま。
2025年までに登場するモデルは今まで以上に協調領域が広がりそうなので、車体やパワートレインも共同開発される事も考えられます。
公開されたシルエット画像を見る限りだとセダンモデルの可能性が高そうなので楽しみですね。
そして現地では上海モーターショーも開幕直前となっていますが、昨日取り上げた「CX-50 ハイブリッドモデル」と思われる車両のより詳しい画像が出てきています。
〇k.cina.com


こちらは昨日ブログで取り上げた上海モーターショーのブースに展示されているインゴットブルーマイカのCX-50ですが、今回の画像ではナンパープレートが装着されています。
そしてナンバープレートには"HYBRID"と書かれているので、やはりこのモデルがCX-50のハイブリッドモデルで間違いなさそうですね。
さらに今回の記事にはハイブリッド専用エンブレムの画像も掲載。


フロントフェンダーとテールゲートに青色のロゴエンブレムが装着されるようですが、従来のマツダ車と違って"SKYACTIV-〇"というロゴは入らないようです。
CX-50ハイブリッドモデルはトヨタ製のシステムを採用する見込みなので、それが関係してるのでしょうか?
ただ、以前販売されていたアクセラハイブリッドは”SKYACTIV TECHNOLOGY HEV"というエンブレムが装着されていましたからね・・・。
このあたりは詳細発表を待ちたいところです。
そしてもう一つ気になったのはCX-50の後ろにあるディスプレイ。


ディスプレイで映されてるのは長安マツダのフルラインナップだと思われますが、確認できる限りだと「MAZDA6」「CX-4」「CX-8」が無さそうに見えます。
中国ではこの3車種が先月で生産終了するという噂が出ていましたが、このディスプレイを見る限りだと噂通り生産・販売終了した可能性が高いかもしれませんね・・・。
上海モーターショーは明日開幕しますが、昨日から発表された内容だけでも長安マツダが次の時代に向けて変化していく事を実感しますね・・・。
CX-50ハイブリッドモデルの詳細などは明日以降に発表されるはずなので、システムの詳細など注目しておきたいと思います。