マツダが最も重要視しているマーケットである北米ですが、今後の電動化に関する話題が出てきました。
グローバルで電動化車両の投入が本格化しているマツダですが、北米でも昨年から今年にかけて「CX-90」「CX-70」が登場。
どちらも「マイルドHV(直6ガソリンターボ)」と「PHEV(直4ガソリン)」が用意された事で北米でも電動化モデルの販売が本格始動しましたが、北米マツダの関係者が今後の電動化モデル投入について明言しています。
今回取り上げるのは米国の自動車メディア「CARBUZZ」の記事。
・北米マツダのシニアコミュニケーションマネージャーDrew Cary氏も「CX-70/CX-90のPHEVモデルが成功した事は、マツダが今後PHEVモデルのラインナップを増やす後押しになる事は間違いない」と明言。
・別の情報源から「新しいPHEVモデルが登場するまであと2~3年掛かる」という話も寄せられているので、CX-70の次にPHEVモデルが登場するのは2026年後半~2027年初頭の可能性も?
北米では先月中旬にCX-70のメディア向け試乗会が開催されましたが、北米マツダの関係者がCARBUZZの取材に対して今後2~3年以内にPHEVモデルをいくつか追加する方針を明言した模様。
北米の環境規制も今後より厳しくなる事が確実なので、PHEVモデルの拡充は重要課題でしょうね・・・。
現在マツダが販売しているPHEVはラージ商品群以外に発電用ロータリーエンジンを搭載した「MX-30 Rotary-EV」がありますが、北米ではMX-30自体の需要が少ない事もあって米国ではすでに販売終了。
この事から今後追加されるPHEVはMX-30以外の既存ラインナップと新型車が有力ですが、まず候補として考えられるのは先月の2024年3月期通期決算発表の中で公表された「次期CX-5」
次期CX-5に関してはマツダ製のハイブリッドシステム搭載が合わせて公表されましたが、一部メディアからBEVモデルも追加という報道も出ていました。
仮に噂通りBEVモデルが登場するならPHEVモデルも登場する可能性は十分考えられます。
次に候補として考えられるのは「MAZDA3/CX-30」
マツダのCセグメントモデルとしてグローバルで販売されているMAZDA3とCX-30ですが、現行モデルは2019年に発売されたので今年で5年が経過。
CARBUZZの記事に書かれてる2~3年後だとフルモデルチェンジの可能性が高まってくるので、次期型でPHEVモデルを追加する事も考えられます。
個人的にはMX-30 Rotary-EVのパワートレインをこの2車種に展開する予感もしますが・・・。
これ以外では「CX-50」も候補に出てきますが、ハイブリッドモデルはシステムだけでなくエンジンもトヨタ製を搭載している事から、仮にPHEVモデルを出す場合もトヨタ製のシステムを搭載する可能性が高いでしょうか?
あとはやはり「ラージ商品群でMAZDA6後継モデル」が登場してPHEVもラインナップされるのを期待したくなりますが・・・・。
色々妄想が広がりますが、北米だけでなくグローバルで電動化モデルの必要性が高まっていくのは間違いないので今後発表される新型車・フルモデルチェンジの多くでPHEVが用意されるかもしれませんね。
まずは決算発表でも公表された次期CX-5のパワートレインラインナップに注目でしょうか・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。