発電用ロータリーエンジン搭載が話題を呼んでいる「MX-30 R-EV(日本名:Rotary-EV)」ですが、英国大手自動車メディアから選出を受けました。
今回MX-30 R-EVが選出されたのは英国大手自動車メディア"What Car?"が開催した「Electric Car Awards」
"What Car?"は趣味性よりも実用性に重きを置いた英国の自動車月間誌/WEBメディアで、毎年1月に発表するCar of the Year Awardsに加えて電動車(BEV・PHEV)に特化したElectric Car Awardsも昨年から開始。
2024年の選出結果が29日に発表され、Best hybrid small SUV部門(最も優れたプラグインハイブリッド小型SUV)でMX-30 R-EVがTOP選出されました。
〇What Car?公式HP
Electric Car Awards 2024: Best hybrid small SUV | What Car?
What Car?は今年1月に発表したCar of the Year Awardsでもプラグインハイブリッド部門TOPにMX-30 R-EVを選出していましたが、今回もプラグインハイブリッド小型SUV部門でTOP選出。
高い評価を得ている理由はマツダ独自のロータリーエンジン採用や質感の高い内外装だけでなく、必要十分なEV航続距離(約53マイル)やお求めやすい車両本体価格もあるようです。
英国ではEV走行可能距離が50マイル以上あると社用車税(Company Car Tax)が減税されるようなので、欧米企業が導入しているカンパニーカー制度の面でもメリットになります。
記事によると英国で販売されている小型SUV(おそらくBセグ・Cセグ)でPHEVモデルが用意されてる車種自体も少ないようなので、MX-30 R-EVは競争が激しい小型SUVセグメントで独自の魅力を備えた車種と言えるかもしれません。
MX-30に関してはベルギーマツダが公開した最新版カタログでR-EV登場記念車"EDITION-R"がラインナップから無くなったいる事に加えて、日本でもRetro Sport Edition追加の可能性も出てきています。
9月以降に年次改良やモデルイヤー更新が発表される事も十分考えられるので、続報に注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)