第7世代商品群がほぼ出揃いつつあるマツダですが、今後に関係する報道が出てきました。
今回取り上げるのは日刊自動車新聞が本日掲載した記事。
・マツダは新型車への切り替えや一部改良に合わせてグレードやオプション設定など仕様数を絞り込む方針。
・設計や生産効率の向上とともにサプライヤーの固定費削減につなげる狙いがある。
・次期CX-5では仕様の組み合わせを約7割減らす。
・2028年頃に本格展開する第8世代商品群もこの方針を導入。
日刊自動車新聞によるとマツダは今後新型車や改良に合わせてグレードやオプション設定の数を絞り込む方針で、これは次期CX-5や第8世代商品群でも実施予定との事。
マツダは昨年もほぼ全車種でグレードやメーカーオプションの種類を整理していますが、この記事が出たという事は今後さらに整理する方針なのでしょうか・・・?
専務執行役員の廣瀬一郎さんも昨年日経xTECHのインタビューでエンジンの機種数を絞り込む方針を明言していたので、グレードやメーカーオプションも整理される可能性が高そうですが。
次期CX-5に関しては今年5月の通期決算発表で自社製ストロングハイブリッド搭載が公表されていますが、報道通り約7割削減されるとすればグレードやメーカーオプションだけでなくパワートレインもかなり限定されそうな予感・・・。
日本で人気の高いディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)はすでに導入地域や搭載車種が限られている現状なのに加えて、欧州では次期型にディーゼルが用意されない噂も出てる事から日本市場も先行きが不透明になってきたでしょうか・・・?
そして今回の記事では「第8世代商品群が2028年頃から本格展開される」とも報じていますが、これはおそらくEV専用スケーラブルアーキテクチャーを採用したモデルを指してるのが有力。
ただ、ここ最近BEV需要の低下で電動化戦略を見直す自動車メーカーが多く出てきているので、マツダも計画をさらに変更する可能性があるかもしれません・・・。
個人的に電動化や市場動向が不透明な状況でマツダが"BEVしか生み出せない"アーキテクチャーを開発するとは思えないので、Rotary-EV等で複数の電動化モデル出せる構造にしてくると予想していますが・・・。
第8世代商品群はおそらくEV専用アーキテクチャーの事だと思うけど、最近の情勢を見ると導入時期や市場が変わる可能性もありそう・・・。
— taku2 (@taku2_4885) 2024年9月4日
Rotary-EVが開発されたのはこのアーキテクチャーでBEV以外の選択肢を用意する事も理由と想像しますが・・・。 pic.twitter.com/KeOoF7W5QU
先日国内発表された「CX-80」で第7世代商品群(スモール/ラージ)は一旦勢揃いした感じでしたが、次期CX-5も含めてまだまだ新たな展開が予定されています。
今後の進化・改良だけでなく第8世代商品群の中身もどうなるのか注目ですね・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)