今年誕生35周年を迎えている「ロードスター(MX-5)」ですが、ベルギーで魅力的な限定モデルが登場しました。
昨年登場した大幅商品改良モデル(2024年モデル)も高い人気を集めているロードスター(MX-5)は今年誕生35周年を迎えていて、マツダ関係者も35周年記念車の登場を予告。
そろそろ35周年記念車の発表がありそうな時期に差し掛かりましたが、ベルギーのマツダ販売店が独自に開発した限定車を発表しています。
今回取り上げるのは海外スクープ専門メディア「CARSCOOPS」やベルギーの自動車メディア「AUTOMOBILE.be」が掲載した記事。
◎CARSCOOPS
◎AUTOMOBILE.be
今回ベルギーで発表されたMX-5の限定車は「Geshi」
☆「MX-5 Geshi」専用装備・仕様
(ベース車両)
・ソフトトップのSKYACTIV-G 2.0搭載モデル
・欧州仕様の上級グレード"KAZARI"(日本のS Leather Package V Selectionと同じ仕様)
(内外装)
・ボディカラーにブリティッシュレーシンググリーンを採用(ラッピングでは無く塗装)
・ボディストライプ
・ブラックアウト仕様のエンブレム
・マツダ純正オプションエアロパーツ
・コンソールBOXの”夏至"エンブレム
(足回り・チューニング)
・ブラック塗装BBS製17インチホイール(欧州仕様の純正アクセサリーOP)
・ユニロイヤル製ランフラットタイヤ
・ビルシュタイン製ダンパー(ベース車両のKAZARIには未採用)
・アイバッハ製ローダウンスプリング
・BastuckSport製エキゾーストシステム
・イエロー塗装のストラットタワーバー/ブレーキキャリパー
(専用グッズ)
・セレクティブキーシェル(グリーン×ブラウンレザー)
・ビンテージレザーのドライビンググローブ
・GMTクロノグラフウォッチ(ボディカラーと同じ色の文字盤)
・"夏至"のロゴ入りダウンベスト
こちらはベルギーのマツダ販売店St-Michel Automotiveとマツダ車を中心に扱うチューニング専門ファクトリーGisele Racingのコラボで実現した限定車で、二十四節気の中で日の出から日の入りまでの時間が最も長い日を表す「夏至(=Geshi)」を名称として採用。
このモデルの特徴は何といってもブリティッシュレーシンググリーンのボディカラーですが、St-Michel Automotive公式Instagramによるとこのボディカラーはラッピングでは無く実際に塗装しているとの事。
ここ最近自動車メーカーでもボディラッピングを使用する事例が増えているので、販売店独自の限定車で実際に塗装しているのは意外に貴重かもしれません。
これ以外にも足回りや排気系のチューニングも実施されていますが、専用グッズとしてボディカラーに合わせたセレクティブキーシェルや時計まで用意されているのはかなり気合が入っています。
ちなみにダウンベストは寒い時期のオープン走行を考慮してるとの事(笑)
今の時期に発売された事から35周年記念を意識してそうな限定車ですが、各メディアの記事によると欧州で2.0Lエンジン搭載車が今年で販売終了する事をきっかけに企画された限定車で、企画したSt-Michel Automotiveの関係者もこの限定車がベルギーで登録される最後の2.0Lエンジン搭載車になる可能性が高いとの事。
24台限定販売になるようですが、NA型のVスペシャルもイメージさせる内外装を中心にかなり特別感のあるモデルになりそうですね・・・。
ブリティッシュレーシンググリーンに関しては以前からNDロードスターで復活を期待する声がかなり多かった印象ですが、実際に塗装した車両画像を見てもかなりカッコよく全く違和感がありません。
個人的にはMAZDA3やSUVモデルでも似合うと思うのでマツダ純正ボディカラーでもあっていいと思うのですが・・・。
まもなく発表されるはずの35周年記念車も"金色が似合う"というヒントが出ている事もあってグリーン系のボディカラーを予想する人が一番多い気もしますが、実際はどのボディカラーになるのか気になりますね・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)