すでに在庫限りの販売になってる可能性が高い「CX-5 欧州仕様」ですが、オランダで動きがありました。
発売開始から約7年が経過している現行CX-5ですが、欧州仕様はすでに生産終了して在庫限りの販売になってるのが有力。
これは今年夏に施行された「新しい排ガス規制"EURO 6e"」や「サイバーセキュリティー法規(UN-R155・UN-R156)」に対応していない事が理由と見られていましたが、オランダではさらに販売縮小と思われる動きが出てきています。
今回取り上げるのはオランダの自動車メディア「AutoWeek.nl」の記事。
AutoWeek.nlが本日掲載した記事によると「CX-5オランダ仕様のグレード構成とパワートレインラインナップが大幅に整理された」との事。
そこでオランダマツダ公式HPをチェックしてみると・・・。
☆パワートレイン
⇒「e-SKYACTIV G 2.5」が廃止されて「e-SKYACTIV G 2.0」のみに。
※オランダ仕様は以前からSKYACTIV-D 2.2未設定
☆グレード構成
・「CENTER-LINE」「NEWGROUND(日本仕様のField Journeyと同じ内外装)」が廃止。
・「EXCLUSIVE-LINE」はBLACK COMFORT PACKAGE付きのみに。
WEBカタログなどをチェックしてみると確かにパワートレインラインナップやグレード構成が縮小しており、ベースグレードの「CENTER-LINE」が廃止された事でスタート価格も大きく上昇。
従来だとこのような変更はモデルイヤー更新(商品改良)のタイミングで実施されますが、今のところオランダマツダから変更に関するニュースリリースは出ていません。
前半で触れましたがCX-5欧州仕様はすでに在庫限りの販売になっている可能性が非常に高いので、オランダ仕様も残っているグレードやパワートレインが少なくなってきたのかもしれませんね・・・。
今のところパワートレインラインナップやグレード構成の縮小が明らかになったのはオランダのみですが、CX-5に関してはここ最近次期型に関する報道や噂が増えてきたので、次期型の登場が近づいてきたのと同時に欧州全体で現行型の在庫が少なくなってる可能性も考えられます。
欧州以外では現行CX-5販売縮小の動きや情報は特に出てきていませんが、欧州では今年秋後半にフランクフルトで新モデルを販売店関係者向けに公開する噂も出てきてるので今後の動向に注目です。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)