世界中に多くのファンがいる「MX-5(ロードスター)」ですが、中々興味深い車両が登場しています。
MX-5(ロードスター)は初代モデルから様々なモータースポーツシーンで使用されてきましたが、現在も日本のスーパー耐久シリーズに参戦している「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」や、北米を中心に開催されている「GLOBAL MX-5 CUPカー」が活躍。
これ以外にもグラスルーツカテゴリーを中心に世界中で活躍しているMX-5ですが、今回かなり思い切ったレース車両が登場したので紹介したいと思います。
今回紹介するのはフィリピンの自動車メディア「CarGuide.ph」が取り上げているこちらのMX-5。
こちらはフィリピンマツダと現地のカスタムビルダーCar Porn Racingが共同開発したMX-5のレース車両ですが、画像でも分かるように特徴は"フルカーボンボディ"である事。
カーボン製のアフターパーツ自体はボンネットを中心に多く存在していますが、この車両はバンパー・フェンダー・ドアパネルまでしっかりカーボン化されています(真空注入法で製造したフィリピン製のカーボン素材との事)
そうなると気になるのは車両重量ですが、Carguide.phの取材によるとフィリピンマツダが2019年から販売している独自開発のCUPカー(約950㎏)から約30%軽量化されて700㎏台になっているとの事。
加えてフィリピン向けのMX-5は全て2.0Lエンジン搭載なので速さも相当ありそうですが、国内サーキット(Clark International Speedway)でタイムアタックを実施したところ従来のCUPカーより約6秒速いタイムを記録しており、国内で開催されたカップカーレースでも早速優勝したようです。
あと、ゼッケンが55番なのはマツダの世界共通かもしれませんね(笑)
☆Car Porn Racing公式Facebook
見た目も中々魅力的なフルカーボンボディのMX-5ですが、フィリピンマツダと共同開発したCar Porn Racingはレース車両と同じカーボンボディパーツと、ファストバックスタイルのカーボン製ハードトップの市販化を検討しているようです。
(レース車両に装着されてるハードトップは純正ソフトトップと同形状のFRP製との事)
販売方法次第では日本から購入可能になるかもしれないので気になる方は是非注目を・・・。
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