
今月ブリュッセルで正式発表された「MAZDA6e」ですが、このモデルを中心とする話題が出てきています。
MAZDA6eは昨年中国で発売されたマツダと長安汽車による共同開発モデル"EZ-6"の欧州仕様として今月10日にブリュッセルモーターショーで正式発表。
すでに海外だけでなく日本でも大きな反響を呼んでいるMAZDA6eですが、先に中国で発売されたEZ-6との違いなどを取材しているメディアがあったので紹介したいと思います。
今回取り上げるのはドイツの自動車専門メディア「VISION Mobility」が掲載した記事。
こちらはドイツの欧州マツダR&Dセンターで開催されたMAZDA6eメディアプレゼンイベントに参加したレポート記事ですが、欧州マツダの技術研究・技術コミュニケーション担当マネージャーUwe Mandel氏へEZ-6との違いや今後の商品戦略についてインタビューしています。
Q1:先に中国で発売されたEZ-6とMAZDA6eの違いは?
Im Wesentlichen handelt es sich um die gleiche Karosserie, hier wurden nur minimale Details angepasst.
Denn auch beim Schritt zu einem rein elektrischen Modell steht die Mazda-Identität an erster Stelle. Das Design ist ein Kernelement unserer DNA, weshalb es auch eine Prämisse war, unser erfolgreiches Kodo Design weltweit umzusetzen, durchaus etwas abgehoben vom chinesischen Markt, der da teils eine andere Ästhetik bevorzugen würde.
基本的には同じボディで、最小限のディティールのみ調整されています。
BEVへ移行しても、マツダのアイデンティティが最優先されます。デザインは私たちの DNA の中核となる要素です。そのため中国市場で好まれる独特な美学ではなく、私たちの成功した魂動デザインをグローバルで導入することも前提でした。
Ganz klar die Fahrdynamik, die ist auf dem chinesischen Markt ganz anders geartet. Hier sind die globalen Anforderungen in der EU klar am höchsten.
Hier stecken wir gerade (Stand Ende November 2024) immer noch viel Arbeit ins Feintuning, machen dazu diverse Fahrversuche und passen das Fahrwerk entsprechend an.
Ein weiterer Punkt ist die Connectivity – das Human-Machine-Interface ist weltweit je nach Region unterschiedlich.
ドライビングダイナミクスは間違いなく中国(EZ-6)と全く異なります。欧州は走りに対して求められる要件が明らかに世界で最も高いです。
現在(2024年11月末時点)も様々な走行テストを実施して、走りやシャシーの調整に注力しています。
もう一つ異なる点はコネクティビティ関連で、ヒューマンマシンインターフェースは地域によって異なります。
Q2:当初EZ-6は中国専売車種と思われていましたが、欧州にもMAZDA6eとして導入が決まったいきさつは?
Der EZ-6 beziehungsweise der 6e wurde von Changan Mazda zunächst für den chinesischen Markt entwickelt. Dieses Joint-Venture gibt es übrigens schon 20 Jahre, in denen Mazda Fahrzeuge für China produziert wurden.
Und es war tatsächlich eine jüngere Entscheidung, dass er auch als interessante Option für Europa gesehen wurde. Denn er passt vom Package und Pricing ideal auch auf europäische Märkte und kann den in Europa auslaufenden Mazda6 mit Verbrenner sehr gut ersetzen.
Kurz gesagt: Der 6e IST der neue Mazda6.
EZ-6(MAZDA6e)は当初、長安マツダによって中国市場向けモデルとして開発されました。マツダと長安汽車による合弁事業は約20年間継続しており、中国市場向けのマツダ車を生産してきました。
そして、このモデルが欧州にとって興味深い選択肢と判断されたのは、実はもっと最近の事でした。パッケージと価格設定は欧州市場にとって理想的であり、欧州で段階的に廃止されつつある現行Mazda6を十分に置き換えることができます。
一言で言えば"MAZDA6eは新型Mazda6"です。
Q3:MAZDA6eがこれまでのMAZDA6に代わる車種だとすれば、MAZDA2やMAZDA3も同じような手法で置き換わるのか?
Wir sehen natürlich eine hohe Nachfrage im Markt nach unseren Crossover Modellen wie dem Mazda CX-60 oder dem Mazda CX-30. Die wird mittelfristig auch nicht abreißen.
Es gibt aber eben auch Kundinnen und Kunden, die das limousinentypische Fahren mit niedrigerem Schwerpunkt bevorzugen, das ist auch eine sehr gute Verkörperung der Mazda-Philosophie.
Leider nicht.aber lassen Sie es mich so formulieren:
Wir werden die für uns wichtigen Segmente so weit wie möglich fortsetzen.もちろんCX-60やCX-30のようなクロスオーバーモデルの市場ニーズは高く、中期的に見てこの傾向が変わる事は無いでしょう。
しかし、低重心でセダンスタイルの走りを好むお客様もおり、これもマツダのフィロソフィーを非常に体現しています。
今は具体的な事を言えないので、このように回答させてください。
"マツダにとって重要なセグメントは可能な限り継続していきます"
これまで公開された画像や動画を見る限りだとMAZDA6eとEZ-6は全くと言っていいほど同じ見た目でしたが、今回のインタビューでも最小限のディティール調整のみ行っているとの事。
これはリアハッチに装着された"6e"エンブレムが最初に思い浮かびますが、これ以外では灯火類も欧州のレギュレーションに合わせた物に変わって事が考えられます。
一方で、ドライビングダイナミクスに関しては世界で最も速度域が高い欧州市場を意識してEZ-6から大幅に改良されてるようで、メディアプレゼンイベントが開催された昨年11月時点でも走行テストやシャシーチューニングに注力しているとの事。
MAZDA6e正式発表前の昨年8月に欧州マツダR&Dセンターの開発担当者が中国のテストコースでEZ-6をテストしたのに加えて、欧州でも度々テスト車両がスクープされてきたので、走行テストやチューニングはかなり積極的に行われてそうですね・・・。
☆昨年8月に欧州マツダR&Dセンターの開発担当者が中国を訪問した内容を取り上げたブログ記事。
☆欧州でも昨年9月頃からテスト車両が度々スクープ
続いてEZ-6/MAZDA6eに関しては昨年春に中国でEZ-6が発表された時から一部メディアで欧州導入の噂が出ていましたが、今回のインタビューによると実際にMAZDA6eとして欧州導入が決まったのは"もっと最近"との事。
欧州では昨年3月にMAZDA6eの名称とロゴが商標出願されていたので、EZ-6発表前から欧州導入が検討されていたのは間違いないと思いますが、最終決定したのはかなり最近なのでしょうか?
ただ、以前から直6エンジンとFRプラットフォームを採用した次期型/後継モデルを期待していた身分なので、Uwe Mandel氏が「MAZDA6eは新型Mazda6」と回答してるのは複雑な心境・・・(苦笑)
☆MAZDA6eの名称とロゴの商標は昨年3月に欧州で出願公開
そして気になる今後の商品計画ですが、やはり中期的ではCX-60やCX-30のようなクロスオーバーモデルが人気を集める傾向が続く見込みとの事。
さすがに今後の具体的な計画はまだ明言できないものの、マツダもセダン系モデルの走りを好むユーザーが一定数いる事は理解していて、フィロソフィーを体現するモデルと位置付けているものの、さすがに将来の計画については"マツダにとって重要なセグメントは可能な限り継続"としか回答できないようです(当たり前ではありますが)
MAZDA3に関してはグローバルで比較的需要が多いCセグメントなので次期型も自社開発されると思いますが、MAZDA2に関しては欧州でヤリスハイブリッドのOEM(MAZDA2 Hybrid)への置き換えが行われたのに加えて、次期型に関する具体的な情報も出てこないので中々先行きが読めない状況・・・・。
マツダの毛籠社長は正月明けの年頭会見で「日本とアジア向けの新しい小型SUV開発」を明言したのでBセグメントモデル自体は継続されそうに思いますが、今の雰囲気だとこの新型SUVがMAZDA2後継も兼ねる可能性があったりするのでしょうか?
☆今月6日の年頭会見で毛籠社長は日本とアジア向けの新しい小型SUV開発を明言。
既存車種の今後も非常に気になるところですが、まずはEZ-6と大きく異なると説明されているMAZDA6eの走りがどのようになっているのか気になるところ。
完全自社開発モデルではありませんが、"後輪駆動のセダン系モデル"は純粋に楽しみなので今後各メディアで解禁されるはずの試乗レポートに注目ですね。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)