
マツダのEV専用プラットフォームに関して新たな報道が出てきました。
マツダは2021年6月に「EV専用プラットフォーム(SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー)」を2025年以降に市場導入計画を初公表して、2023年11月にはBEVを開発するための新組織"e-MAZDA"を設立。
昨年も山口県岩国市に電動車用バッテリー新工場を建設する事と、EV専用プラットフォーム採用車を防府工場で生産する計画が発表されました。
その後EV専用プラットフォームの市場導入は2027年と予告されてきましたが、英国の自動車メディアAutoExpressによると導入時期が変更されるようです。
◎AutoExpress
Mazda is pushing back the launch of the first EV based on its highly important new scalable architecture yet again. The car was originally scheduled to arrive last year, but now Auto Express has learned it won’t touch down until 2028, at the earliest.
マツダは、非常に重要な新型スケーラブルアーキテクチャをベースにしたBEV第1弾の発売を再び延期する。当初は2025年以降導入と予告されていたが、Auto Expressの取材によると早くても2028年まで発売されない見込みだ。
Deputy General Manager of R&D Mazda Europe, Christian Schultze, spoke to Auto Express about the challenges it had faced while developing the scalable architecture: “EV technology is not something stable. So while you're developing, things are changing [and advancing].”
欧州マツダR&DゼネラルマネージャーChristian Schultze氏は、スケーラブルアーキテクチャ開発における課題についてAuto Express誌へ次のように語った。「EV技術は安定したものではありません。開発を進める中で状況は常に変化・進化していくのです。」
He also highlighted some of the “disadvantages of being faster” when it comes to developing EVs, because “some [other manufacturer’s architectures] have already disappeared, or have been recognised as too expensive or too heavy and so forth. We give ourselves some more time to prepare the best possible solution.”
彼はまた、BEV開発のスピードを上げるデメリットについても言及し、「(他メーカーの)アーキテクチャーの中には既に姿を消しているものや、高価すぎる、重すぎると評価されているものもある。我々は最善の解決策を準備するために、もう少し時間をかけたい」と述べた。
AutoExpressは1月9日の記事でマツダのEV専用プラットフォームの市場導入が2028年以降に変更されたと報じており、欧州マツダのChristian Schultze氏も取材に対して開発状況を説明した模様。
市場導入が変更される理由としてはマツダの開発リソースが限られてる事だけでなく、電動化関連技術が目まぐるしく進化・変化している事や、他メーカーのBEVアーキテクチャーに対する評価・動向も参考にしながら開発を進めたい意向もあるようです。
マツダはEV専用プラットフォームに加えて【次世代ガソリンエンジン"SKYACTIV-Z"】【新型ストロングハイブリッド】【新型コンパクトSUV(タイ製造)】も2027年市場導入予定と発表していましたが、最近のBEV需要鈍化や欧州連合の方針転換を受けて内燃機関に関する開発優先度を上げた可能性も考えられますね・・・。


※:2026.1.16追記
複数のメディアが「マツダはEV専用プラットフォームの生産・導入時期を2027年から2029年以降に延期」と報道。
マツダ関連情報でおなじみの中国新聞も報じているのでほぼ間違いなさそうです。
◎中国新聞
マツダのBEVはまだしばらく「EZ-6 / MAZDA6e」「EZ-60 / CX-6e」のような長安汽車との共同開発モデルを一部市場で販売する流れになりそうですが、マツダはすでに次世代BEV技術を搭載した試作車の走行動画を公開していて、EV専用プラットフォーム関連と思われるテスト車両も昨年米国でスクープされたので開発自体はある程度進んでるはず・・・。
まだまだ謎に包まれてる部分も多いので、スペックや走りだけでなく量産されるボディタイプも気になるところですね。


令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
(全て令和9年3月31日まで受付)
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク
・富山県公式HP
・新潟県公式HP