つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「CX-90」と思われるテスト車両が中国でもスクープされたようです。

今年春から北米で販売開始された「CX-90」ですが、導入の噂が出ている中国でテスト車両がスクープされたようです。

 

 

CX-90に関しては今年春から北米市場で販売開始されましたが、ワールドプレミアされる前から中国にも導入する話が浮上。

11月に中国で発売(発表?)という話も出てきていましたが、現地ではCX-90と思われるテスト車両もスクープされたようです。

 

 

今回取り上げるのは中国の自動車メディア「k.cina.com」の記事。

(画像 k.cina.com)

こちらは中国国内で撮影された写真との事ですが、外観に加えて装着されているアルミホイールのデザインからほぼ確実にCX-90のテスト車両と思われます。

車体左側から撮影されていますが、リアウィンドウをよく見るとMX-30 EVやCX-60/90 PHEVのテスト車両に貼られていた「高電圧車両 取扱資格要」と書かれてそうなステッカーが・・・(黄色で囲った部分)

さらに中国では電動化車両の需要が高まっている事を考えるとこの車両はPHEVの可能性が高そうですね。

一方で、Dピラーを見るとボディカラーはブラックのようですが、ドアミラーがホワイトなのは謎ですが・・・(笑)

 

 

CX-90と思われるテスト車両がスクープされたので中国市場へ導入する計画は着々と進んでいると思われますが、以前から気になるのは中国仕様の生産工場。

これまで中国で販売されるマツダ車はほとんどが中国国内で生産されており、現在中国で生産されている車両は全てFFベースですが、CX-90は現在防府第2工場のみで生産されている事に加えてプラットフォームもFRベースです。

現実的に考えると日本から輸出するのが有力ですが、日本から中国への輸出には関税(自動車=15%、自動車部品=6%)が掛かるので、どのような方式になるのか気になるところ・・・。

 

マツダは中国市場での巻き返すを図るために今年春から「CX-50」を販売開始していますが、電動化車両の需要を考えるとCX-90 PHEVモデルの方がより貢献する可能性も考えられます。

中国市場へ最初に導入されるラージ商品群にもなるので、続報に注目ですね。