今月17日にCX-50 ハイブリッドの販売を開始した長安マツダですが、来年以降の商品戦略に関する話題が出てきています。
中国におけるマツダの事業を統括している長安マツダは今月17日の広州モーターショー開幕に合わせてCX-50 ハイブリッド(中国仕様)の販売開始を正式発表。
トヨタ製のハイブリッドシステムとエンジンを搭載しているのが大きな特徴ですが、早くも来年以降の商品戦略に関する話題が出てきています。
今回取り上げるのは中国の自動車メディア「yiche.com」の記事。
長安マツダは広州モーターショーの会場でメディアインタビューの場を設けていましたが、副社長の鄧志濤氏が今後の商品戦略についてコメント。
明年长安马自达将全面向市场发起冲击的重量级或者重磅型产品。谈到具体产品部署,邓智涛并没有透露太多细节,不过表示:未来重心还是在纯电和混合动力产品方面。明年之后会持续推出新能源的第一款和第二款车型,每一年都会推出一款车型。
“希望在明年的北京车展上,能给大家揭秘后续的车型和产品战略。相信一定会给大家非常耳目一新的感觉。
来年、長安マツダは重量級または重量級製品の包括的な市場への影響を起動します。 具体的な製品展開について、鄧志涛はあまり詳細を明らかにしなかったが、将来の焦点はまだ純粋な電気とハイブリッド製品と述べた。 来年以降も新エネルギーの第1、第2モデルを投入し、毎年モデルを発表していく。
来年の北京モーターショーでは、今後のモデルや商品戦略を皆さんにお披露目できると思います。 皆さんにとって、とても新鮮なものになると思います。」
長安マツダ副社長の鄧志涛氏によると来年の北京モーターショーで、今後発売予定の新型車や新しい商品戦略をお披露目する予定との事。
新型車の詳細は明らかにされなかったようですが、一番の有力候補は今年4月に計画が公表された「長安汽車と共同開発の新型BEV/PHEV」でしょうか・・・。
共同開発車は2025年までに2車種登場予定ですが、第一弾モデルは2024年後半発売開始という報道もあったので、来年4月に初披露される可能性が考えられます。
さらに、現地メディアの情報によると新型BEV/PHEVのボディタイプはどちらもセダンの可能性が高まっているので、久しぶりにSUV以外の新型車が見れるかもしれません。新型BEV/PHEVは今のところ中国市場専用モデルの可能性が高いですが、グローバルでもMAZDA6次期型・後継モデルが出てくれると嬉しいところ・・・。
新型BEV/PHEV以外で考えられるのは「CX-90」
CX-90はワールドプレミア前から2023年後半に中国市場へ導入する話が出ていたのに加えて今年8月にはテスト車両も現地でスクープされていましたが、広州モーターショーでも導入に関する新たな情報は公表されませんでした。
ラージ商品群に関してはCX-70・CX-80も導入時期に遅れが出ているので、CX-90の中国導入もやや遅れてる可能性も考えられますね・・・。
※2023.11.20追記
yiche.comの別記事によると、長安マツダ副社長の鄧志涛氏から来年の北京モーターショーで「先進的なコクピットや運転機能」に関する発表を匂わせる発言もあったようです。
共同開発の新型BEV/PHEVに採用されるのでしょうか・・・?
長安マツダは長らくフルモデルチェンジや新型モデルの導入が無いことから販売台数が減少していましたが、CX-50 ハイブリッドを皮切りに今後少なくとも新型車を毎年1車種投入する方針を示しているので今後の巻き返しに期待です。