今年4月に新たな商品戦略やブランドの方向性を発表した長安マツダですが、その中で公表されていた新型BEV/PHEVに関して気になる情報が出てきています。
中国におけるマツダ関連事業を行っている長安マツダは今年4月の上海モーターショー開幕直前に新たな商品戦略やブランドの方向性を発表。
開発・販売体制の刷新や電動化戦略の強化が中心でしたが、その中で公表されたのが2024年~2025年までに投入予定の「新型BEV/PHEV」
このモデルはマツダと長安汽車の共同開発車と公表されましたが、発表会場で公開されたシルエットを見る限りだとセダンの可能性が浮上していました。
共同開発以外の詳細はまだ不明でしたが、ここにきてセダンボディの可能性がより高まる噂が出てきています
今回取り上げるのは中国の自動車メディア「autohome.com」の記事。
リンク先によると・・・・。
・長安マツダは「长安马自达新能源乘用车-CD级轿车项目(長安マツダ新エネルギー乗用車-CDクラスセダン・プロジェクト)」の始動を公表した。
・このプロジェクトは新エネルギー乗用車(CDクラス車)を年間約6万台生産するために10億6,038万3,500元を投資する内容。
・6万台の内訳はBEVモデルとPHEVモデルそれぞれ年間3万台
長安マツダからこれに関する公式ニュースリリースは出ていませんが、リンク先の記事にはプロジェクト始動に関するニュースリリースと思われる誌面が掲載されている事に加えて、具体的な投資額や生産台数まで書かれているのは興味深いところ・・・。
ただ、情報通りなら久しぶりにマツダの新型セダンが出てくる事になりますね(中国市場専用モデルですが)
おそらく新型BEV/PHEVはCセグとDセグの2種類になると思いますが、現地では次期MAZDA6登場を期待するメディアが多い印象です。
新型BEV/PHEVモデル第一弾は2024年末にも正式発表予定と言われていますが、中国では今年MAZDA6の生産・販売が終了した事を考えると第一弾はDセグメントの次期MAZDA6セダンが有力でしょうか?
MAZDA6に関しては日本などでも今後に関する情報がほぼ出てこない状況なので、中国市場専用モデルと合わせてグローバル向けにも次期型・後継モデルが出て欲しいところですが・・・・。
情報源がやや不透明ではありますが、ここ最近SUVの話題が大半だったので中国市場専用モデルとはいえどのような新型セダンが出てくるのか注目ですね。