特許と並行してチェックしているマツダの商標・意匠情報ですが、欧州で意匠登録に関する新たな動きが出てきています。
今回取り上げるのは欧州連合知的財産庁(EUIPO)のデータベースから。
https://www.euipo.europa.eu/en
こちらは欧州における商標・意匠関連の登録機関ですが、マツダの登録情報をチェックすると2024年10月28日付で意匠登録を新たに5件取得していました(緑枠部分)
現在のところ意匠内容が公開されていないので、まだ発表・発売されてない商品デザインに関する意匠(秘密意匠)の可能性が高そうですね・・・。
「秘密意匠制度」
登録日から最大3年の期間を設定して内容を秘密する事が可能な制度で、発売前の商品デザイン等を前もって意匠登録する場合に用いられる事が多い。
2024年にマツダが欧州で取得してきた意匠登録は長安汽車と共同出願したEZ-6関連の内容がほとんどでしたが、9月にはマツダ単独で新たに4件取得。
今回取り上げた5件も合わせると最近2カ月の間に9件も新しい意匠登録を取得したことになります。
☆2024年春~夏は長安汽車と共同で10件以上の意匠登録を取得。
☆先月初めにはマツダ単独で4件新たに取得している事が明らかに。
9月~今月にかけて取得した意匠登録は全て秘密意匠なので、まだ発表・発売されてない車両デザインの可能性がありますが、まず候補に挙がるのは「次期CX-5関連」
今年5月にマツダから自社製ハイブリッド採用計画が公表されたのを皮切りに報道や噂も増えてきており、欧州では販売店関係者にデザインや車体サイズを公開した噂も・・・。
今のところ2025年発表・発売が有力視されているので、意匠登録も徐々に本格化してるかもしれません。
これ以外では中国で新しいデザインのフロントバンパーの意匠登録が公開された「MAZDA3のフェイスリフト」や、ドイツ・ニュルブルクリンクでもスクープされた「MAZDA SPIRIT RACING RS Conceptのエアロパーツ」なども候補に考えられるでしょうか・・・?
☆中国では現行と異なるMAZDA3のフロントバンパーが8月に意匠登録
☆今年夏にはドイツ・ニュルブルクリンクでMAZDA SPIRIT RACING RS Conceptと思われるテスト車両がスクープ
現時点でどのような意匠登録なのかは不明ですが、秘密意匠が増えている状況から次期CX-5などの次世代モデル開発が着々と進んでる可能性は高そうですね・・・。
今後さらに新たな意匠・商標・特許が国内外で公開されるはずなので引き続き注目しておきたいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)