昨年計画が発表されたマツダと長安汽車が共同開発する新型BEV/PHEVですが、このモデルに関する新たな噂が出てきています。
マツダの中国事業は現在長安汽車との合弁会社"長安マツダ"によって進められていますが、長安マツダは昨年4月に「マツダと長安汽車で新型BEV/PHEVモデル2車種を共同開発する計画」を発表。
第一弾モデルは4月の北京モーターショーで発表予定となっており、今月にはマツダが「MAZDA EZ-6」「MAZDA EZ-60」という商標を中国で出願している事も明らかになりました。
情報通りなら発表まであと1カ月程度となりますが、ここにきて新たな噂が出てきたので紹介したいと思います。
今回取り上げるのは中国の自動車メディア「k.cina.com」が本日掲載した記事。
先日「MAZDA EZ-6」「MAZDA EZ-60」の商標出願が公開された事を取り上げてる記事ですが、その中で気になる一文が・・・。
根据此前的信息来看,马自达的全新轿车车型或将基于长安深蓝SL03打造,其外观设计与底盘调教将由马自达方面负责。
事前情報によるとマツダの新型セダンは長安深藍SL03がベースになる可能性があり、外観デザインとシャシーチューニングはマツダが担当するとのこと。
共同開発車は当初からセダンボディで「デザインや走りのチューニング⇒マツダ」「シャシーやパワートレイン⇒長安汽車」という役割分担予定である事が公表されていましたが、k.cina.comは「長安深藍SL03」というモデルがベースになるという情報が出ていると報道。
調べてみるとこの車種は長安汽車が立ち上げた電動車専門ブランド"深藍(Deepal)"のセダンモデルで2022年から販売されているようです。
【深蓝SL03】深蓝汽车_深蓝SL03报价_深蓝SL03图片_汽车之家
車体後方に向かって高くなっているサイドラインやトランクの開閉状態を見る限りだとセダンだけでなくハッチバック/スポーツバックの要素も兼ね備えている雰囲気で、BEVモデル(515純電版)とPHEVモデル(705純電版)をラインナップ。
一見するとMAZDA3に近いサイズ感にも見えますが、調べた限りだと「全長:4,820mm」「全幅:1,890mm」「全高:1,480mm」「ホイールベース:2,900mm」で、ほぼMAZDA6セダンと同等でした。
もちろん今回は情報源が明記されていないので現時点では"あくまで噂"ですが、共同開発第一弾モデルは当初からMAZDA6後継モデルと予想するメディアが多かった事に加えて、パワートレインラインアップやサイズ感的にもこのモデルが関連してくる可能性は確かにあるかもしれません。
仮に噂通りだとすればエクステリアや走りをどこまで差別化するのか気になるところ・・・。
第一弾モデルが発表予定の北京モーターショーは4月25日に開幕予定なので、今後出てくる情報にも注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。