毎年この時期は各国で自動車関連の賞が発表されていますが、タイで発表されたカーオブザイヤーで多くのマツダ車がTOP選出されています。
今回複数のマツダ車が選出されたのは「タイランド・カー・オブ・ザ・イヤー2024(Thailand Car of the Year 2024)」
これはタイの自動車産業の発展を目的に1975年から毎年実施されているカーオブザイヤーで、走行性能やデザインだけでなく安全・環境性能など様々な要素をテストして部門別に最も優れたモデルを選出(自動車と2輪車を同時発表)
2024年の選出結果が発表されており、見事多くのマツダ車が部門TOPに選出されています。
〇ベストディーゼルセダン(1,500cc以下)部門⇒MAZDA2 XDL SKYACTIV-D
〇ベストハッチバック(2,000㏄以下)部門⇒MAZDA3 CARBON EDITION
〇ベストサブコンパクトSUV部門⇒CX-3 SKYACTIV-G
〇ベストコンパクトSUV部門⇒CX-30 SKYACTIV-G
〇ベストディーゼルSUV(2,500㏄以下)部門⇒CX-8 SKYACTIV-D AWD
〇ベストパフォーマンスピックアップ部門⇒BT-50
現在タイで販売されているマツダ車は8車種ですが、その中の6車種がTOP選出。
加えて日本以外で導入している国がかなり少なくなったディーゼルエンジンもタイでは4車種(MAZDA2 / CX-5 / CX-8 / BT-50)に設定されており、今年も3車種が選ばれました。
グローバルにおけるマツダの最量販SUVはCX-5ですが、タイではよりコンパクトなCX-3 / CX-30が高い人気を集める傾向で、特にCX-30は2020年にタイランド・カー・オブ・ザ・イヤーの総合TOPに選ばれています。
ちなみにタイはASEAN地域で唯一マツダの生産工場がある国(ノックダウン生産は除く)で、現在はMAZDA2 / MAZDA3 / CX-3 / CX-30を生産。
加えていすゞからOEM供給されているBT-50も全ていすゞタイ工場で製造されています。
ASEANやオーストラリアはもちろんですが、日本でもタイで製造された「教習車(MAZDA2セダン)」と「CX-3」が販売されているので、マツダの経営戦略にとっても特に重要な国と言えそうですね。
今後も成長が見込めそうなASEAN地域ですが、つい先日にはインドネシアにも工場を建設する計画が正式発表。
こちらもベトナム・マレーシアと同様にノックダウン生産のみになる予定ですが、パワートレインから車両生産まで行うタイと合わせてASEAN地域におけるマツダの更なる躍進に繋がる事を期待したいですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。