今月から北米での販売がスタートした「CX-90」ですが、以前から情報が出ていた中国導入に関する新たな噂が出てきました。
「CX-90」に関してはこれまで北米マツダ・オーストラリアマツダが導入を公表しており、北米では今月から販売がスタート。
ただ、CX-90開発主査の脇家さんはこれ以外にも中国へ導入する事も証言されていました。
一部では上海モーターショーでCX-90の実車が中国初披露されるという報道も出ていましたが、実際は上海モーターショーだけでなく直前に長安マツダが独自に行ったイベントでもCX-90に関する発表が一切ありませんでした。
このような点から今後の動向がやや不透明になっていましたが、複数の現地メディアがCX-90導入に関する新たな情報を掲載しています。
〇k.cina.com
〇autohome.com
それぞれの記事によると・・・。
・先日開催された2023年ディーラー会議において日本側（おそらくマツダ本社の意味）から「CX-90を11月に中国で発売（発表？）する」と発表された。
・以前から情報が出ていた上海モーターショーでの実車初披露が実現しなかったのは通関申請が間に合わなかったのが理由との事。
中国におけるCX-90の発売時期に関してはすでに一部メディアで2023年後半と報じられていましたが、現地ではマツダ本社から11月発売という回答があったようです。
上海モーターショーでの実車初披露が実現しなかったのは通関申請の都合だったようですね・・・。
ちなみに、現在中国で販売されているマツダ車は全てFFベースで生産も中国国内で行われていますが、さらに合弁先の長安汽車が扱ってる車種も全てFFベースのようなので、CX-90は日本国内で生産して中国へ輸出する可能性が考えられます。
以前より低くなったものの、日本から中国への輸出には関税（自動車＝15％、自動車部品＝6％）が掛かるので、どのような形で中国へ導入するのか気になるところ・・・。
中国では「CX-50 ハイブリッドモデル」が世界初披露された事に加えて、2024年～2025年には長安汽車とマツダが共同開発するEV/PHEVも登場予定となっていますが、CX-90も合わせて今後電動化モデルが続々と投入されそうです。
