海外で販売される車両は毎年夏頃からモデルイヤーが更新されていますが、北米におけるマツダの2025年モデルに関する情報を取り上げます。
日本では初回登録した年を車両年式として表記されますが、海外ではモデルイヤー方式を採用する国が多く、毎年夏~秋口ごろを区切りにモデルイヤーが更新される流れとなっています。
(一例)
2022年秋口~2023年夏・・・2023年モデル
2023年秋口~2024年夏・・・2024年モデル
モデルイヤー更新に合わせて商品改良や仕様変更を実施する事も多いので以前から注目しているのですが、米国では次のモデルイヤー"2025年モデル"の参考情報が出てきたので紹介したいと思います。
今回取り上げるのは米国の自動車リース会社「Elementfleet.com」が公開しているデータベース。
こちらでは米国におけるモデルイヤー情報(注文/生産の開始・終了時期 etc...)に関する情報がメーカー別に公開されていますが、マツダ車の2025年モデルに関する情報も公開されていました。
内容を整理した一覧表がこちら・・・。
基本的にはほぼ例年通りのスケジュールという印象ですが、「MAZDA3 ハッチバック」と「CX-50」は3月から2025年モデルの受注を開始している模様。
MAZDA3の中でもセダンとハッチバックで受注・生産開始時期が異なるのは生産工場の違いも関係してるかもしれません。
(MAZDA3北米仕様はハッチバック全車と2.5ターボモデル(セダン含む)が日本生産で、残りがメキシコ生産のようです)
あと、CX-50に関しては以前から公表されていたハイブリッドモデルを2024年後半に北米でも販売する事がすでに予告されているので、2025年モデルの注目ポイントになるでしょうね。
これ以外の主要車種も今月1日から2025年モデルの受注が開始されているようですが、個人的に気になったのは「CX-5」
CX-5に関しては昨年後半から今年にかけて「次期型が2024年末~2025年前半に登場してBEVモデルも追加?」や「欧州では現行モデルの受注がすでに終了?」という報道・噂が出ていた事から動向が気になっていましたが、今回のデータベースによると米国では2025年モデルが登場予定になっています。
これまで見た限りだと次期型が出る直前はモデルイヤーを更新しない事例も多々あったので、噂通り次期型が登場したとしても実際に発売されるのは来年中盤頃でしょうか・・・?
もちろん新しいモデルイヤーの車両が短期間で終了する事例もあるので、まだまだ断言できませんが。
あと、北米ではようやく2024年モデル(2023年大幅商品改良モデル)の販売が本格化している「MX-5(ロードスター)」ですが、今回のデータベースによると7月に2024年モデルの受注を締め切って8月から2025年モデルの受注を開始する模様。
データ通りだとすると2024年モデル(2023年大幅商品改良モデル)は販売期間がかなり短い事になりますが、大幅商品改良を実施したばかりなので2025年モデルはあまり大きな変更が無さそうな予感も・・・。
今年は誕生35周年なので「記念車が登場するのか?」というのがポイントでしょうか?
ちなみに欧州ではすでに「CX-30・MAZDA3」の2025年モデルに関する情報が出てきており、今のところAmazonAlexa/オンラインナビが追加される見込み。
この2つは他の車種にも順次追加される予感がしますね・・・。
今回取り上げたElementfleet.comのデータはまだ暫定情報で改良の有無も不明ではありますが、モデルイヤーの更新自体はほぼ例年通りのスケジュールで進みそうです。
今年の北米市場は「CX-70」と「CX-50 ハイブリッド」が新型モデルとして主役になりそうですが、CX-5を中心とする他の車種でもどのような改良・変更が実施されるのか注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。