今年に入ってから仕様変更や販売終了の噂が複数出てきている欧州ですが、今回はCX-5に関して気になる噂が出てきています。
CX-5に関しては昨年9月に2023年商品改良モデル(海外は2024年モデル)が日本や北米で正式発表されていますが、欧州では現在も2023年モデルが販売されているのに加えて、ドイツではマツダの販売店協会会議内でCX-5とMAZDA2が生産中止する話題が出たという報道も・・・。
CX-5は欧州でも最量販車種なので噂の真相や今後の行方が気になっていましたが、ここにきて新たな噂が出てきています。
今回取り上げるのはドイツのCX-5専門フォーラム「CX5-forum.de」に投稿された内容。
こちらでもCX-5に関する様々な情報交換が行われていますが、その中で複数のユーザーさんがCX-5の新車注文に関する内容を投稿。
Kein neuer CX-5 mehr ab Werk bestellbar - Nachfolger in Sicht? | Mazda CX5-Forum
・先月CX-5の新車を注文するために販売店へ行くとすでに注文受付終了と回答された。
・これまで注文受付が停止した時は改良や後継車に関する内容を教えてもらえたが、今回はマツダ(おそらく欧州マツダ)からまだ何も情報が降りてきてないとの事。
・新型に関して「2025年春に登場」や「CX-60と同じプラットフォームを採用してBEV・PHEV・HVを用意」という投稿もありますが信憑性は不明。
Die Zukunft des CX-5 | Mazda CX5-Forum
(昨年6月~年末までに投稿された内容)
・現行CX-5は2024年夏まで販売されてその後は販売休止。
・次期型は2024年末~2025年初めに登場、最初はBEVモデルが登場して後からEURO 7に適合したガソリンエンジン(ハイブリッドが有力)が追加される。
あくまで匿名による内容ですが、複数のユーザーさんがCX-5・MAZDA2の注文受付終了に関する内容を投稿されていました。
今回の内容はおそらくドイツ国内における話だと思われますが、欧州ではすでにベルギーマツダが公式HPで「CX-5とMAZDA2は"在庫限りの販売"」と案内しているので、少なくともこの2車種の注文受付は停止している可能性が高そうですね・・・。
注文受付が停止する理由として考えられるのは今年夏から欧州で開始される「新しい排ガス規制"EURO 6e"」と「サイバーセキュリティー法規(UN-R155・UN-R156)」が関係してるのが有力ですが、CX-5とMAZDA2はまだどちらにも対応した情報がありません。
もちろん今後対応させて販売継続する事も考えられますが、特にCX-5はすでに関係者から次期型の存在を示唆する発言が出ている事に加えて、BEVモデルを追加して2025年春に量産開始する報道も出ています。
EURO 6eとサイバーセキュリティー法規に適合させるにはかなりコストが掛かるはずなので、今年後半から来年前半まで一旦販売休止する可能性もあるかもしれません。
(製造済みの新車在庫や登録済み車両はEURO 6e施行後も販売可能みたいな猶予ってあるのでしょうか・・・?)
MAZDA2に関してはヤリスハイブリッドOEMモデル「MAZDA2 Hybrid」がフェイスリフトを実施したので、このまま販売終了する可能性が徐々に高まっている雰囲気ですがどうなるのか・・・。
いつも通り現時点では"あくまで噂"の内容ではありますが、欧州ではすでに「MAZDA3 / CX-30に137psのe-SKYACTIV G 2.5エンジン追加」や「MX-5の2.0Lエンジン搭載モデルが廃止」などEURO 6e対応と思われる噂も出てきているので、施行される今年夏までに様々な動きが出てきそうですね・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。