つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

米国道路安全保険協会(IIHS)の新しい前面衝突試験で「CX-5 2024年モデル」が最高評価を獲得。

発売開始から約7年が経過している「現行CX-5」ですが、米国のより厳しくなった衝突試験で最高評価を獲得しています。

 

 

今回CX-5が最高評価を獲得したのは「米国道路安全保険協会(IIHS)」の衝突試験。

毎年"TOP SAFETY PICK award"と称して衝突安全や安全装備の試験結果を発表している非営利組織としておなじみですが、IIHSは前面衝突試験(モデレートオーバーラップ)の試験方法と採点方法を昨年からアップデート。

☆アップデート内容

・時速40マイル(約64㎞/h)で運転席側の車両前面約40%を壁面に衝突させる。

・これまで運転席のみだったダミー人形を運転席後部のリアシートにも設置。

(IIHSのモデレートオーバーラップ試験説明動画)

スモールオーバーラップテストより衝突させる範囲が大きいので衝突関連試験では特に厳しい項目ですが、昨日CX-5 2024年モデルが最高評価を獲得した事が発表されています。

 

 

〇米国マツダ公式ニュースリリース

〇米国道路安全保険協会(IIHS)公式YouTubeで試験内容も公開。

衝突させる速度がより高まっていますが、それでもCX-5のキャビンスペースはほぼ変形していないのが分かります。

一昨年からリアシート用シートベルトプリテンショナーが全てのモデルに採用された事から前後のダミー人形への損傷も最小限に抑えられていますが、IIHSは衝突時にリアのダミー人形の頭部とフロントシートの距離が少し近い事に触れています(この項目だけ評価は"許容範囲")

最近メーカー問わずホイールベースを延ばす車種が多いのは運転席とリアシートの間隔を確保する狙いもあったりするのでしょうか・・・?

2024 Mazda CX-5

衝突の瞬間を見るとダミー人形の頭部がGOOD評価のラインを僅かに越えてる (画像 IIHS)

 

現行CX-5は2021年に評価基準・方法がより厳しくなったIIHSの側面衝突試験でも小型SUVで唯一最高評価を獲得していましたが、今回の新しい前面衝突試験でも最高評価を獲得しているので、元々かなり高い安全性能を持っていたと言えそうですね。

(もちろん毎年細かな改良・進化による結果でもあります)

先日の決算発表で次期型の計画が発表されましたが、登場や発売開始は早くとも来年以降の可能性が高い事からまだまだ現行モデルの販売が重要になるのは間違いありません。

マツダの最量販車種として引きつづき高い人気を獲得し続ける事を期待したいです。

 

令和6年能登半島地震災害の義援金受付関連リンク。

・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)

令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金ふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。