昨年秋から日本や欧州で販売開始されている「CX-80」ですが、Euro NCAPで最も安全な大型SUVに選ばれました。
Euro NCAPは1997年から実施されている欧州の自動車の安全性評価で、名称は米国で実施されている"NCAPの欧州版"という意味。
評価基準が頻繁に更新されて年々厳しくなってるのが特徴で、昨年も衝突回避、衝突保護、衝突後の安全性に関する試験要件拡大や基準アップデートが実施されましたが、CX-80は昨年12月に最高評価"5つ星"を獲得済み。
乗員保護性能を中心に高い評価を獲得していたCX-80ですが、Euro NCAPの2024年総合評価でも"最も安全な大型SUV"に選出されています。
◎EURO NCAP公式ニュースリリース
Euro NCAPは2024年に試験を行った中で特に安全性が高い車種をジャンル別に選出する「Best in Class cars」を15日に発表。
2024年の大型SUV部門はアウディQ6 e-tronやヒュンダイ・サンタフェなど計6台の3列シートSUVがノミネートしていましたが、その中から見事CX-80が大型SUV部門TOPに選出されました。
これは12月の試験結果でも紹介されていたチャイルドシートを含めた乗員保護性能が特に高い評価を得ている事が大きなポイントになったようです。
ちなみに、国内外で実施されている後方衝突試験で評価されるのは頚部保護と燃料漏れ防止のみですが、マツダはCX-8の時からより厳しい条件で衝突試験を実施する事で3列目の生存空間を確保できるように車体設計しており、CX-80でも1.8GPa級の高張力鋼板採用(バンパービーム)や、リアフレーム構造のアップデートを実施。
あくまで独自基準ではありますが、3列目の衝突安全性試験と結果公表を行っているのはボルボ(XC90)とマツダ(CX-8/CX-80/CX-90)くらいなので、ここも大きな強みと言えます。
☆CX-8登場時に3列目の安全性について取り上げた記事。
☆CX-80国内仕様発売に合わせて公開された紹介動画
Euro NCAPでは大型SUVセグメントでもTOPの安全性評価を獲得したCX-80ですが、おそらく日本の安全性評価(JNCAP)も近い時期に発表されるはずなので、こちらも注目ですね。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
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・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
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・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
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