今年も大きな盛り上がりを見せてまもなく閉幕となる東京オートサロン2022ですが、今回発表・展示された中で個人的に気になる車両を取り上げてみました。
昨日のブログでは「もしマツダが東京オートサロン2022に出展していたら?」をテーマに色々妄想をした内容を公開しました。
最終日となる今日は実際に会場で発表・展示されてる中から個人的に気になる車を取り上げていきたいと思います。
①GR GT3 Concept
『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を具現化するGR GT3 Concept、GRMNヤリスを世界初披露 | プレスリリース | TOYOTA GAZOO Racing


この車両は今年の東京オートサロンで最も注目度が高い一台と言えるかもしれません。
このブログでは予告画像がきっかけで「RX-VISIONと関係があるのでは?」という妄想を元に色々共通点をチェックしました。
正式発表直後にTwitterで改めて詳しくチェックしてみると、ブログで触れたフロントダクトに加えて「マフラー」「給油口」の位置が同じである事に加えて、発表されている車両サイズもRX-VISION GT3 Conceptとかなり近い事が明らかになりました。
GR GT3 ConceptとRX-VISION GT3 Concept。
— taku2 (@taku2_4885) 2022年1月14日
よく見たらフロントフェンダーのダクトだけでなくマフラーの位置もほぼ一緒ですね・・・。 pic.twitter.com/g6HmJeFCD1


もちろんレース専用車両である事やGT3カテゴリーのレギュレーションに合致させると自然と共通点が出てくる事も考えられますが、やはりここまでロングノーズ・ショートデッキなボディを持つ車両はかなり少ないの事に加えてマツダも関連がありそうな特許を立て続けに出願しているのでどうしても期待はしてしまいます(笑)
GR GT3 Conceptの試作車は年内にシェイクダインするようなので続報が気になるところですね・・・。
②マッド・マイクが「1200馬力の4ローターエンジンを搭載したMAZDA3」でパイクスピーク参戦を発表。
こちらも以前にマッド・マイクが"東京オートサロン2022で大きな発表を行う"という予告をInstagramに投稿した事を取り上げましたが、TOYO TIREブースで「1200馬力の4ローターエンジンを搭載したMAZDA3でパイクスピークに挑戦する」事を発表!
ロータリーエンジン搭載のマツダ3でパイクスピーク初参戦! マッド・マイクの挑戦がスタート…東京オートサロン2022 | レスポンス(Response.jp)
まだ開発がスタートしたばかりという事で実車展示はありませんでしたが、代わりに開発中の場面がレスポンスの記事で公開されています。
ロータリーエンジン搭載のマツダ3でパイクスピーク初参戦! マッド・マイクの挑戦がスタート…東京オートサロン2022https://t.co/vdUi5x4b8F#新型車 #マツダ3 #マツダ #RX7 pic.twitter.com/ojVkgJEZ9u
— レスポンス (@responsejp) 2022年1月14日
開発中の車両をよく見るとカモフラージュラッピングの柄がマツダのテスト車両と同じ。
さらに、読者さんからの情報によると内容が更新される前のレスポンスの記事には「車両提供はマツダから」「オーバーフェンダー等は"MAZDA3 TCR"で使用する予定だったものをマツダから提供してもらった」という説明が書かれていたそうです(現在は削除されてる模様・・・)
検索サイトで調べてみると確かにそのような説明が書かれていた事を匂わせる内容も・・・。
ちなみに「MAZDA3 TCR」は2019年に北米で発表されたものの、コロナ禍の影響でプロジェクトが中止になってしまったマシン。
説明部分が削除されてしまったのは謎ですが、思わぬ形で活用されるようなので今後の展開が楽しみですね。
③HM RACERSがMAZDA3オリジナルエアロを発表。
東京オートサロン開幕しました
— HM RACERS (@HmRacers) 2022年1月14日
MAZDA3オリジナルエアロデビューです#HMRACERS#広島マツダ#MAZDA3 pic.twitter.com/SIoeUPEO1H
ここ最近モータースポーツ活動を積極的に行われている広島マツダのレーシングチーム「HM RACERS」さんがオリジナルのMAZDA3用エアロを発表。
MAZDA3用のエアロはまだまだ選択肢が限られているので嬉しいですね!
ちなみに、HM RACERSさんは東京オートサロン2022開催中に行われたeモータースポーツの最高峰「AUTOBACS JEGT GRAND PRIXファイナル」でも見事優勝されています!
<<祝・優勝!>>
— HM RACERS (@HmRacers) 2022年1月15日
東京オートサロン2022
AUTOBACS JEGT GRAND PRIXファイナル
HM RACERS所属:佐々木孝太が総監督を務める『EVANGELION e-RACEING with 広島マツダ』が優勝いたしました!
YouTubeにて生配信中
⇒ https://t.co/B3GLC5VAyM#JEGT#eスポーツ #TAS2022#広島マツダ#HMR#HMRACERS https://t.co/nyaHI0ucxX pic.twitter.com/7yBybi6IQx
④RE雨宮が「13Bロータリーエンジン搭載のNCロードスター」を発表。
東京オートサロンで欠かせない存在といえるRE雨宮さんは今年13Bロータリーエンジンを搭載したNCロードスターを発表。
ロータリーを載せたロードスターは他のショップさんでも開発例がありますが、RE雨宮さんが開発するのは初めてのはず・・・。
エクステリアもかなり造り込まれていますが、リンク先の記事によるとエアロパーツのキット販売も予定されてるようなのでNCロードスターに新たな選択肢が加わる事になりそうですね。
⑤マツダワークスカーのイメージでカスタムされた「サバンナ・ロータリーワゴン」
こちらはたまたまTwitterで画像を見かけた時から気になっていた一台。
サバンナ自体がかなり希少な車になってきてる中でロータリーワゴンというのはさらに希少性が高いはずです。
さらにワークス仕様にカスタムされてるのが個人的にたまりません♪
こちらを制作されたオーナーさんは25年前から作りかけのまま放置されていたこの車両を公道復帰させるプロジェクトを立ち上げ、最終的にはRE雨宮チューンの20B(3ローター)を載せるのが目標のようです。
⑥新型フェアレディZ日本仕様


最後はGR GT3 Conceptと並んで今年最も注目度が高いと思われる新型フェアレディZ。
2020年に世界初披露去れた時からかなり気になるモデルですが、ようやく日本仕様が発表されました。
これまでは「イカヅチイエロー(画像左)」の車両がよく登場していましたが、個人的には「セイランブルー(画像右)」が特に魅力を感じています。
そして、日本仕様に合わせて発表されたのがカスタマイズ仕様の「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO(オレンジの車両)」
初代フェアレディZにあった高性能モデル「Z432」をオマージュした仕様ですが、これがまたカッコイイ・・・。
まだプロトタイプの段階との事ですが市販化を目指す発言も出ているので楽しみですね。
気になる日本仕様の発売ですが、まずは初回限定モデル「Proto Spec(プロト スペック)」から販売されるとの事。


696万6300円という車両価格に対して賛否が出ているようですが、V6ターボエンジンのスポーツカーという事に加えてProto Specは特別装備も多いのでこの価格は納得できるラインだと思います。
通常のカタロググレードも設定されるのでベースグレードだとスペックに対してかなりアフォーダブルなスポーツカーとなる事も期待できるのでは無いでしょうか・・・?
他にも多くの展示車両がありますがとりあえず特に気になる車を挙げてみました。
今年は残念ながら東京オートサロンに行く事が出来ませんでしたが、自動車メーカーの展示車両は来月に開催予定の大阪オートメッセでも見れる可能性があります。
コロナ禍の状況もあるのでまだ何とも言えないところですが、状況次第では見に行きたいところですね・・・。