昨日から幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2023」ですが、マツダから新たに発表された中で特に気になる内容を紹介したいと思います。
2020年以降東京オートサロンへの出展を見合わせていたマツダですが、今年は3年ぶりに出展。
今回の展示ブースは昨年本格始動したワークスチーム「MAZDA SPIRIT RACING」一色となっており、展示車両も全てレース車両に統一されているのが特徴。
すでに多くのメディアやYouTubeチャンネルでイベントの模様が発信されていますが、今回マツダから新たに発表・公開された中で特に気になる内容を紹介したいと思います。
①:"1/18スケール"のRX-VISIONモデルカーを展示(発売未定)
東京オートサロンのマツダブースにはオフィシャルグッズショップが設けられていますが、こちらでは「"1/18スケール"のRX-VISIONモデルカー」が展示されています。
(CarWatchの記事に実物写真があります)
実は東京オートサロン開幕直前にMAZDA SPIRIT RACING公式アプリで展示する事を予告されていたのですが、CarWatchの記事によるとまだ発売も正式決定していないとの事。
RX-VISIONのモデルカーは2020年にマツダオフィシャルグッズとして発売されていますが、その時に販売されたのは「1/43スケール」なので、写真で見るだけでもかなり大きな事が分かります。
もし販売された場合でも少量生産で高額商品になる予定との事なのでかなりプレミア感のあるモデルカーとなりそうですね。
欲しいけど色んな意味でハードルは高いので悩ましいところ・・・(苦笑)
②:2023年スーパー耐久シリーズ中盤以降に新たな体制や新車を発表する可能性あり?
スーパー耐久シリーズへ本格参戦してからチーム体制や参戦車両をアップデートしているMAZDA SPIRIT RACINGですが、昨日行われたプレスカンファレンスでチーム代表の前田育男さんから2023年に予定している活動内容が発表。
その中でスーパー耐久シリーズ参戦について気になる内容がありました。
(auto sport web)
前田さんによると2023年も引き続き「MAZDA3 Bio Concept(ST-Q)」と「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(ST-5)」を投入する事が発表されましたが、合わせてこのような発表が・・・。
「富士の後の中盤戦以降、新たな体制や車両などまた新しいニュースをお届けできると思いますので、ぜひ楽しみにしていただければ」(auto sport web一部引用)
どうやら5月末に開催される第2戦(富士24時間)以降のシーズン中盤に新たなチーム体制だけでなく新たな参戦車両も発表する可能性があるとの事。
先に紹介した2台はまだ投入されて間もないのでさらにもう一台追加される形でしょうか・・・?
まずは「MAZDA3 Bio Concept」がライバルとしっかり戦えるようになるのが重要ですが、どのような新車が発表されるのか注目です。
③:東京オートサロン2023の会場に「CX-60 バイオディーゼル仕様」が展示されている。
東京オートサロン2023のマツダブースに展示されている車両はレーシングカーのみですが、実は会場内には「CX-60 バイオディーゼル仕様」も展示されています。
(Motor-Fan公式Twitter)
ミドリムシ由来のバイオ燃料で走るCX-60です。MAZDA2のレースカーも、このサステオ燃料で活躍しています。(会議棟)#東京オートサロン2023 pic.twitter.com/cOc1awmQpA
— MotorFan[モーターファン] (@MotorFanweb) 2023年1月13日
CX-60 バイオディーゼル仕様が東京オートサロンの会場に展示される事はマツダからも発信されてないので、実際に会場へ行った方の中でも知らない人が大半だったようです。
展示するならちゃんとお知らせして欲しいところですが・・・(笑)
この車両は昨年11月のマツダファンフェスタ2022で初披露されてますが、今後はおそらくマツダ本社がある広島で実証実験される場合が多いはずなので、関東圏で見れるのはかなり貴重かもしれません。
東京オートサロン2023で気になる内容を3つ挙げてきましたが、今年はどうしても予定が合わなかった事から行けなかったのが残念・・・。