今後の商品・技術計画をいくつか公表したマツダの毛籠社長が特に注目度が高いと思われる計画についてコメントしています。
今年も様々な発表や動きを見せてきたマツダですが、今回の話題の中心は5月に次期型に関する内容が複数公表された「CX-5」と、11月に発表された次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-Z」
どちらもマツダに将来とって特に重要な項目になるのは間違いなさそうですが、毛籠社長がこの2つに関して気になるコメントをしたようです。
今回取り上げるのは日経新聞の自動車専門メディア「日経モビリティ」に掲載された記事。
〇前編
〇後編
こちらは会員限定記事なので記事の詳細は見る事が出来ませんが、どちらの記事も興味深いタイトル名になっています。
まず前編のタイトルは"幻のEV版CX-5"となっていますが、これは昨年一部メディアが「2025年頃の全面改良でBEVモデル追加を検討か?」と報道していたので、次期CX-5でBEVモデル追加を検討してたのは間違いなさそう・・・。
ただ、タイトルには内燃との共用は非効率という毛籠社長のコメントと思われるフレーズも入っているので、次期CX-5にBEVモデルは用意されないのでしょうね。
マツダの新しいBEVは2027年頃導入を目指して開発されているEV専用アーキテクチャー採用車まで待つ必要がありそうですが、今年中国で発表された長安汽車との共同開発BEV/PHEV「EZ-6」と第2弾を示唆したコンセプトカー「創 ARATAの量産モデル」が中国だけでなく欧州にも導入される可能性が出ているので、この2つの地域は共同開発車でカバーするのかもしれません。
(欧州の関税引き上げで計画に影響が出てるようですが・・・)
そして後編はラージ商品群や次世代エンジンについて聞いた内容との事ですが、こちらも"素のエンジン車、次期『Z』搭載が最終"という興味深いタイトルになっており、Zは先日公表された次世代ガソリンエンジンSKYACTIV-Zを指してるのがほぼ確実。
SKYACTIV-Zに関してはこれまで「ラムダワン燃焼を活用して低回転~高回転までスーパーリーンバーン燃焼を実現」や「ターボチャージャーは搭載しない見込み」という情報が出てきている事に加えて、マツダも2030年に全ラインナップ電動化技術搭載の方針を示していた事からハイブリッド採用は確実と見ていましたが、今回”素のエンジン車"と書かれているのを見るとハイブリッド無しの仕様も用意されるのでしょうか・・・?
SKYACTIV-Zはマツダが以前から公開している理想のエンジン開発ロードマップの中心(GOAL)に位置する"第3世代エンジン"と思われるので、SKYACTIV系ガソリンエンジンの最終系という意味の可能性も考えられますが、それだと"素のエンジン車"と表現する必要はない気もしますからね・・・。
今後エンジン機種数を整理する方針も示しているマツダにとってSKYACTIV-Zは次世代の主力になるはずなので、詳しい仕様だけでなくバリエーションも気になるところ。
会員登録されている方は是非詳しい内容をリンク先でチェックして欲しい記事ですが、特にCX-5に関しては定期的に情報や話題が出てきてる事から次期型のワールドプレミアが近づいてるかもしれませんね・・・。
中国新聞が毎年お正月前後にマツダ関連の新情報を報道しているので、こちらも合わせて続報に注目です。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)