つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが「ロードスター35周年記念車」発売を正式発表、国内向けの生産計画台数はソフトトップ/RF合わせて1000台を見込む。

(画像 MAZDA)

本日12月25日、マツダが「ロードスター35周年記念車」発売を正式発表しました!

 

 

今年初代NA型が誕生してから35年を迎えたロードスターに関しては5月の軽井沢ミーティングで開発陣から35周年記念車発売が明言され、10月のMAZDA FAN FESTA 2024 at FUJI SPEEDWAY実車が世界初披露。

MAZDA FAN FESTA 2024 at FUJI SPEEDWAYで世界初披露された35周年記念車。

オーストラリアや台湾では一足先に受注が開始されていましたが、日本でも本日正式発表されています。

 

 

マツダ公式ニュースリリース

 

ロードスター35周年記念車の概要と販売方法」

(画像 MAZDA)

☆35周年記念車専用装備・仕様

⇒ベース車両は「S Leather Package V Selection(ソフトトップ)」「VS(RF)」

⇒ソフトトップは「6速MTのみ」、RFは「6速MT/6速AT」

【エクステリア】

・ボディカラーに「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を採用。

・シリアルナンバー入り専用オーナメント

・高輝度塗装の17インチアルミホイール(RFのみ)

【インテリア】

ヘッドレストにエンボス加工の35周年記念ロゴ。

・フロアカーペット(スポーツタン)

・フロアマット(スポーツタン)

・ダークレッドカラーのエアコンルーバーリン

・ステアリング/シフトノブ/パーキングブレーキレバーのステッチもタンカラーを採用(カタログモデルはシルバー)

※:アーティザンレッドプレミアムメタリックのセレクティブキーシェルは推奨ショップオプション

すでに実車も披露されているのでおさらいになりますが、35周年記念車はカタログモデルの「S Leather Package V Selection(ソフトトップ)」「VS(RF)」をベースにアーティザンレッドプレミアムメタリックの専用エクステリアとフロアカーペットまでタンカラーを採用した専用インテリアが大きな特徴。

深みのあるワインレッドとタンカラー内装を組み合わせたモデルは「VR Limited コンビネーションA(NA型:1996年)」や「NRリミテッド(NB型:1999年)」があり、開発陣の皆さんからもこの2つを意識したコメントが出ています。

左:VR Limited コンビネーションA、右:NRリミテッド (画像 MAZDA)

 

一方、35周年記念車に関しては当初予告されていた期間限定から1000台限定に変更された情報が複数寄せられていましたが、本日公開されたニュースリリースでは「注文受付期間は今日から2025年3月3日までの予定、国内向けの生産計画台数はソフトトップ/RF合わせて1,000台を見込む」と案内されてるので、文面を見る限りだと完全な1000台限定では無い雰囲気も感じます。

注文受付期間が実質2か月前後なので期間限定だとしても1,000台前後に落ち着く気もしますが、ブログのコメント欄やTwitter(現:X)でも契約した方が複数確認出来るので、すでに受注がかなり入っているのはほぼ確実・・・。

ちなみに、マツダが過去に販売した限定車でも計画以上の受注が入った事を受けて販売台数を追加した例があるので、今後の反響次第で1000台以上生産・販売する可能性もあるのでしょうか?

☆当初の計画より販売台数を追加した一例

ロードスター30周年記念車(2019年)」

⇒世界限定3,000台で国内向けの割り当ては当初「ソフトトップ:110台」「RF:40台」だったが、ソフトトップに対する抽選申込件数の多さからRFが「40台⇒139台」に増やされた。

(画像 MAZDA)

RX-8 SPIRIT R(2011年~2012年)」

⇒2011年11月に発売されたRX-8最後の限定車で当初は「販売計画台数:1,000台」と案内されていたが、計画を越える受注があった事から2012年4月に「1,000台追加生産」が発表された。

(画像 MAZDA)

 

 

「カタログモデルも小変更」

今回ロードスターは35周年記念車発売がメインですが、通常のカタロググレードも含めた全モデルがApple CarPlayのワイヤレス接続」に対応。

すでに海外仕様では対応していたので国内仕様もようやくという感じですね。

そして、8月下旬にRFから設定が無くなっていたボディカラー「ジルコンサンドメタリック」も今回全モデルで廃止に。

元々はSUV向けのボディカラーというイメージが強かった色ですが、2022年の商品改良で追加されると想像以上に似合っていて人気も中々集めていた印象なのでやや寂しいところ・・・。

おそらく生産ラインの塗料タンクの兼ね合いで35周年記念車のアーティザンレッドプレミアムメタリックと入れ替えになったのでしょうね。

妄想通りだとすれば35周年記念車の生産が終わった後にまた別のボディカラーが登場するかも・・・?

ジルコンサンドメタリックのロードスター(上:990S、下:RS)

 

 

「グレード構成と価格」

今回はAppleCarPlayのワイヤレス接続対応が実施されましたが、既存グレードの車両本体価格は全て変更無しで35周年記念車をそのまま追加。

35周年記念車はベース車両から¥200,200プラスの車両本体価格ですが、各種専用装備を採用してるのに加えて、通常は車両本体と別になっているアーティザンレッドプレミアムメタリックとフロアマット(これも35周年専用仕様)の価格も含まれているので、それらを考えるとそれほど極端な価格UPでは無いでしょうか?

 

 

「35周年記念車の展示情報」

(画像 MAZDA)

これまで富士や岡山のマツダファンフェスタやマツダミュージアム土曜日特別開館で展示されてきた35周年記念車ですが、いつもお世話になっているマツダブランドスペース大阪では今日からRFの35周年記念車が展示開始。

続いて年明けからはマツダ本社ロビーで歴代ロードスターと一緒にソフトトップの35周年記念車が展示予定となっています。

35周年記念車に関しては受注期間や生産計画台数の面から販売店実車が配備される可能性が低そうなので、気になる方は是非一度足を運んでみてください。

 

 

10月の世界初披露からようやく国内正式発表されたロードスター35周年記念車ですが、気になる販売方法に関しては今のところ1000台を見込みつつ受注状況次第で国内向けの台数増もある感じでしょうか・・・?

ただ、35周年専用の装備が複数ある事を考えると大幅に台数を増やす事は難しいと思うので、詳細が気になる方は早めに販売店へ問い合わせてみる事をオススメします。

あと、マツダ公式HPのロードスター35周年特設サイトではロードスター開発主査の斎藤さんとチーフデザイナーの岩内さんによる紹介動画も公開されたのでこちらも是非チェックを。

 

令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。

◎石川県公式HP

地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)

令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

令和6年能登半島地震で被災された方々(新潟県の被災者)への義援金の受付について - 新潟県ホームページ