マツダから計画が発表されている次期CX-5ですが、欧州でパワートレインに関する噂が出てきています。
現行モデルが2017年に発売開始されてから今年で7年が経過しているCX-5ですが、マツダは今年5月の2024年3月期 通期決算発表で「次期CX-5に自社製ストロングハイブリッドを搭載」と公表しており、一部メディアからは「BEVモデル追加を検討か?」という報道も・・・。
少なくとも電動化がより進む事はほぼ確実と思われますが、欧州で新たな噂が出てきたので紹介したいと思います。
今回取り上げるのはスペインの自動車メディア「motor.es」が本日掲載した記事。
Lo que sí es seguro, porque así lo ha confirmado el fabricante, es que el futuro Mazda CX-5 no contará con versiones diésel.
La gama dispondrá de opciones de gasolina electrificadas con su tecnología MHEV de 24 Voltios, además de híbridos enchufables PHEV y hasta un híbrido auto-recargable de nueva generación «e-SkyActiv».
Unos motores que seguirán siendo compatibles tanto con tracción delantera como a las cuatro ruedas, y de los que podrás disfrutar desde finales de la primera mitad de 2026, cuando está previsto que se ponga a la venta.
メーカーが認めているので確かなことは、次期マツダCX-5にディーゼルバージョンは存在しないということだ。
このシリーズには、24 ボルト MHEV テクノロジーによる電動ガソリン オプションのほか、PHEV プラグイン ハイブリッド、さらには新世代の自己充電ハイブリッド「e-SkyActiv」も用意されます。
引き続き前輪駆動と四輪駆動に対応し発売予定の2026年上半期からお楽しみいただけるエンジンです。
こちらは次期CX-5を取り上げてる記事ですが、パワートレインに関して触れている後半部分で「次期CX-5にディーゼルエンジンモデルは存在しない」と説明されていました。
これまでマツダから正式発表された次期CX-5のパワートレインは自社製のストロングハイブリッドのみですが、今回の記事には"メーカーが認めている"という記述もあるので欧州マツダ or スペインマツダあたりへ取材を行ったのでしょうか・・・?
CX-5は初代から直4ディーゼルエンジン"SKYACTIV-D 2.2"を搭載したモデルが用意されていましたが、現状をおさらいすると先行きにやや不安を覚える要素もたしかにあります。
☆CX-5ディーゼルモデルとSKYACTIV-D 2.2の現状
①:現在CX-5のディーゼルエンジン搭載車が販売されてるのは主に日本・欧州主要国・タイ。
②:その中でも右ハンドル車は日本・英国・タイのみ(オーストラリアは昨年販売終了)
③:CX-8とMAZDA6はすでに販売終了が発表されてるので、SKYACTIV-D 2.2を搭載する車種も実質CX-5のみに。
一時期は北米にも導入されたCX-5のディーゼルエンジンモデルも現在はほぼ日本と欧州がメインマーケットになっており、欧州は小型車を中心にディーゼルエンジンの需要が縮小傾向で排ガス規制も今後さらに厳しくなる予定(Euro7)
加えてSKYACTIV-D 2.2を搭載する車種も実質CX-5だけになった事から、さらに開発コストを掛けて排ガス規制対応などを行うハードルもより高くなっています。
今回取り上げたmotor.esの記事はあくまで欧州仕様に限った話かもしれませんが、日本では燃料価格の面でディーゼルエンジン車の人気が高いので次期CX-5でも継続設定を望む声がかなり多いはず・・・。
日本向けの次期型でもディーゼルエンジンモデルを継続するには、同じ右ハンドル市場のオーストラリアの動向も鍵を握ってそうですが。
その一方で、マツダはラージ商品群SUVでCX-60日本仕様だけ"マイルドハイブリッド無しの直6ディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 3.3)"も設定しているので、次期CX-5でも日本市場だけディーゼルエンジンモデルを継続する可能性も考えられます。
マツダも日本でディーゼルエンジンの需要が高い事は十分承知してるはずなので期待したいところでしょうか・・・。
自社製のストロングハイブリッド搭載以外はまだまだ謎に包まれている次期CX-5ですが、今後もマツダの最量販車種として重要な役割を担うはずなのでどのようなモデルになるのか気になるところ。
マツダは明日2025年3月期第1四半期決算を発表するので、次期CX-5に関する新たな情報も出てくるのか注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。