世界中で様々なチューニング・カスタムが行われているロータリーエンジン。
今回は米国で制作されている”5ローター”搭載のレーシングカーを見つけたので取り上げます。
今回の情報元はマツダのロータリーエンジンに関する様々な情報を発信しているFacebookページ「RotaryNews.com」に投稿されたこの内容。
制作中と思われるプロトタイプレーシングカーの画像と動画が投稿されていますが、リアミッドには見慣れたローターハウジングが5つも・・・。
投稿の文章にも”5 rotor”というキーワードがあるのでこのエンジンは5ローターエンジンで間違い無いようです。
投稿先をさらに細かくチェックすると、このレーシングカーを制作しているのは”Mazzei Formula”のアカウント名でYouTubeとInstagramに画像・動画を投稿している米国のロータリーエンジンファンの方との事。
Instagramには制作中の車両の外観も投稿されていますが、かなり本格的なプロトタイプカーになるようです。
https://www.instagram.com/mazzei_formula/
マツダが市販したロータリーエンジンはユーノスコスモに搭載された3ローター(20B)が最大で、ローター数を増やすチューニング・カスタム方法でも4ローター程度が一般的。
市販車ベースの車両に搭載されたエンジンでは”6ローター”や”8ローター(4ローター×2をV型に配列?)”というかなり攻めたエンジンもありますが・・・(笑)
これらと比べると5ローターはまだ普通(!?)に感じるかもしれませんが、今回のように本格的なレーシングカーに4ローターを上回る数のロータリーエンジンを搭載している事例はかなり稀だと思います。
自らの手でマルチローター搭載のレーシングカーを制作するというのはかなりスゴイと思いますが、完成してどのような走りを見せてくれるのか楽しみですね。
このブログではこれまでにもいくつかチューニングロータリーに関する内容を取り上げているのでよろしければチェックしてみてください。