昨年からのコロナ禍で世界各国のモーターショーが中止・延期になる状況が続いていますが、今回はマツダが2年程度モーターショーへ参加しないかもしれないという噂を取り上げます。
今回取り上げるのはこのブログでもおなじみになってきた米国のマツダ販売店スタッフJonathan SewellさんのYouTubeチャンネルで公開されたこちらの動画。
先日北米で発表された「CX-50」を取り上げてる動画ですが、今回注目したのはこの動画のコメント欄。
多くのユーザーからCX-50に関する感想や質問が寄せられていますが、その中で「19日から開催されているロサンゼルスオートショーでワールドプレミアなどの発表はあったのか?」という質問に対してJonathan Sewellさんがこのような返答を行っています。
There won’t be a premiere. Mazda said earlier that they won’t be participating in any car shows for 2 years. I’m sure it’s a cost saving idea, but also a health call. That’s why the CX-50 event was virtual.
ワールドプレミアはありません。 マツダは以前「2年間は自動車ショーに参加しない」と言っていました。 コスト削減のためのアイデアなのでしょうが、健康上の問題もあります。 CX-50のイベントがバーチャルだったのはそのためです。
どうやらJonathan Sewellさんはマツダから2年間は自動車ショーに参加しないという話を以前聞いた様子。
実は19日から開催されているロサンゼルスオートショーの出展メーカー一覧にはマツダの名前があったので「CX-50が一般向けに初公開されるのでは?」という期待もあったのですが、実際はロサンゼルスのマツダ販売店「GALPIN MAZDA」が展示ブースを設けているのみでCX-50の展示や北米マツダによる出展は行われていないようです。
ここ最近少しづつモーターショーを再開する事例が出てきていますが、マツダがモーターショーへ復帰するのはしばらく先になるかもしれませんね・・・。
ただし、中国では今年もモーターショーに出展しているので2年間参加しないというのは北米マツダのみの方針という可能性も考えられます。
コロナ禍になる直前の2019年は通常通りモーターショーへ参加していたので昨年から今年の間に「2年間はモーターショーへ参加しない」と決定されたのが確実。
ここから推測するとマツダが再びモーターショーへ参加開始するのは少なくとも2022年~2023年以降という感じでしょうか・・・?
今回の方針は北米マツダのみという可能性もありますが、来年から導入開始予定のラージ商品群なども正式発表はオンラインを通じて行われるのが有力かもしれません。
日本の場合、次の東京モーターショーは2023年になるはずなのでそれまではCX-5 商品改良モデルのように「CLUB MAZDA」会員向けの内見会など各種イベントがどれだけ充実するのかが宣伝PRの鍵になりそうです。