新年明けましておめでとうございます!
新年最初のブログは例年通り今年想定されるマツダの動向を簡単に予想してみました。
2022年のマツダにとってまず大きなポイントは「ラージ商品群の市場導入開始」
改めて振り返ると、次世代アーキテクチャーを”スモール商品群”と”ラージ商品群”に分ける事が初めて公表されたのは2018年4月に発表された「2018年3月期 通期決算」の場。
2017年にVISION COUPEが披露された時点から噂は出ていましたが、ちょうど1年後の2019年5月に「ラージ群はFRベースで直6エンジンも搭載する」事を正式公表。
ただし、約半年後の2019年11月には電動化対応を見据えて導入時期が約1年程度遅れる事が公表されました。
その後はコロナ禍などもありましたが、ついに今年量産モデルが正式発表される事になりそうです。
現時点でラージ商品群第一弾になる事が有力なのは、日本や欧州市場を中心に導入予定の標準ボディ2列シートSUV「CX-60」
すでに欧州地域ではベールに包まれたCX-60と思われる画像が公開されていますが、日本でもワールドプレミアや発売開始時期に関する情報や噂が浮上しています。
いつも通り"あくまで噂"という内容ですが、情報通りだとすると正月休み明けからそれほど間を空けずにマツダからも発表予告などが行われるかもしれませんね。
一方、北米市場向けのラージ商品群はワイドボディ3列シートSUV「CX-90」が先に登場するという情報が出ているのでこちらも注目です。
ラージ商品群と同じくらいに注目な予定は「ロータリーマルチxEVの市場導入開始」
2012年に生産終了されたRX-8以来量産車への搭載が無かったロータリーエンジンが発電用とはいえ復活する事になります。
地域によって仕様の違いはあるかもしれませんが、現時点ではプラグインハイブリッドとシリーズハイブリッドがまず登場する可能性が有力。
搭載モデル第一弾はMX-30になりそうですが、その他のスモール群モデル(=MAZDA3・CX-30など・・・)にも導入する事が公表されているので楽しみですね。
これ以外で気になるのは「MAZDA6の今後」
マツダの現行モデルの中で唯一改良が行われなかっただけでなく、昨年マツダから発表された計画はSUVに関する内容が中心だったので今後の動向が気になるところですが、マツダファンブック最新号のコラムページによると10月に行われたクロスオーバーSUV拡充計画発表の場で「限られた時間では全てを説明できないので2022年春までにアップデートされた中期経営計画の公表を行う」という説明が丸本社長からあったとの事。
この場でSUV以外のモデルに関する計画も公表される可能性があるので注目したいところです。
続いては「イベント・モーターショー関連」
1月から2月にかけて「東京オートサロン2022」「大阪オートメッセ2022」という大きなイベントが控えていますが、現時点でマツダはどちらも不参加がほぼ確実。
さらに、3月に開催予定だったジュネーブモーターショー2022も中止が発表されています。
4月に開催予定のニューヨークオートショーは現時点で開催へ動いているようですが、北米マツダは2年程度モーターショーへ参加しない可能性も浮上しているので「CX-60」「CX-90」のワールドプレミアはオンラインで行われるかもしれません。
その中で期待したいのは「MAZDA OPEN DAY開催」と「マツダミュージアムのリニューアルオープン」
コロナ禍の影響でMAZDA OPEN DAYは2年連続開催中止、マツダミュージアムもリニューアルオープンが当面の間中止という状況が続いています。
コロナウイルス感染状況次第ではありますが、そろそろ大きなイベントが再開される事に期待・・・。
これ以外では「CX-8の商品改良(小変更?)」もすでに予告開始されているのでこちらも近い時期に正式発表されるはず。
それ以外のモデルの多くは2021年後半に商品改良されたので次に動きがあるのは早くとも2022年以降でしょうか・・・。
ただ、昨年のMAZDA3・CX-30のように年2回変更を行う可能性もゼロでは無いので引き続き動向を注視したいところです(笑)
2022年はラージ商品群やロータリーマルチxEVの正式発表が中心になりそうですが、他にもどのような動きや展開があるのか楽しみですね!