先日欧州で正式発表された「MAZDA2 Hybrid 2024年モデル」ですが、ベースとなるトヨタ ヤリスの2024年モデルと簡単に比較してみました。
トヨタ ヤリスハイブリッドのOEMモデルとして2022年から欧州限定で販売されているMAZDA2 Hybridは一昨日に2024年モデルが発表。
エンブレム以外はヤリスのままだったエクステリアの一部(フロントバンパー etc・・・)がマツダ独自デザインに変更されたのが大きなポイントでしたが、ベースとなったヤリス欧州仕様も今年春に2024年モデルが正式発表されているので、いくつか気になる部分を簡単に比較やチェックしてみました。
〇フランスマツダ公式ニュースリリース(MAZDA2 Hybrid 2024年モデル)
〇英国トヨタ公式ニュースリリース(YARIS 2024年モデル)
ポイント①:内装(センターディスプレイ周辺など)


まず注目したのは7インチから最大10.5インチへサイズUPしたセンターディスプレイですが、公式画像を見る限りだとディスプレイは同じ形状。
その一方でドアトリムやインパネに採用されている細長い加飾の色は異なるようです。
MAZDA2 Hybrid 2024年モデルの内装画像はまだ上記の1枚しか公開されていませんが、英国トヨタはディスプレイ周辺をピックアップした画像を公開しているので比較・・・。


画像:ドイツマツダ、英国トヨタ
改良前は左右に操作ボタン/ダイヤルが配備された7インチディスプレイでエアコンルーバー下に小物置きスペースがありましたが、2024年モデルはディスプレイが大型化したのに合わせてエアコンルーバーの位置がやや下がって小物置きスペースも無くなっています。
MAZDA2 Hybridで10.5インチディスプレイが採用されるのは最上位グレード(Homura Plus)のみですが、他のグレードも改良前よりサイズUPした9インチなので印象は大きく変わりそうですね。
ポイント②:12.3インチフル液晶メーターの画像。
フランスマツダなどのニュースリリースによるとMAZDA2 Hybrid 2024年モデルは最上級グレード(Homura Plus)に12.3インチのフル液晶メーターが装備されたようなのですが、公式画像ではメーターが分かりにくい・・・・。
そこで英国トヨタのニュースリリースをチェックすると12.3インチフル液晶メーターの公式画像が掲載されていました。
おそらくハイブリッドモデルのメーターだと思われますが、Bセグメントカーでフル液晶のメーターを採用してるのはまだ少ないかと思います。
MAZDA2 Hybridでも同じグラフィックが使用されるかはまだ不明ですが、かなり先進的な雰囲気を感じる事が出来る可能性は高そうですね・・・。
ポイント③:新しいボディカラー「Glass Blue」の謎。
MAZDA2 Hybrid 2024年モデルでは新しいボディカラー「Glass Blue」が追加されたとの事なのですが、こちらの画像もまだ公開されていません。
フランスマツダは「Glass Blueはブラックルーフが装備されている"Homura""Homura Plus"専用カラー」と紹介しているので、2トーンカラーの可能性が高いようですが・・・。
OEMモデルという特性を考えるとマツダオリジナルでは無くヤリスで使用されてるボディカラーの可能性が高いと思われますが、実はヤリスも2024年モデルで「Neptune Blue」という新しいボディカラーが追加されていました。


英国トヨタのニュースリリースによるとこちらも2トーンボディ専用カラーとの事なので、この色がMAZDA2 Hybridでも新色として採用された可能性があります。
オリジナルのMAZDA2にこのような鮮やかなブルーは採用されていないので、もし予測通りこの色が追加されたなら羨ましい限りですね・・・(笑)
ちなみにMAZDA2 Hybrid 2024年モデルの発売開始時期に関してですが、スペインの自動車メディアmotor.esは「今年の年末」で、オランダマツダは「来年2月頃から納車開始」とリリースしているので、おそらく年末~年明けにかけて欧州各地の販売店へ実車が届く可能性が高そうです。
〇motor.es
欧州限定モデルではありますが、日本国内でも想像以上に注目が集まってる印象なので詳細が発表されるのが楽しみです。