先月から量産開始されている欧州限定モデル「MAZDA2 Hybrid 2024年モデル」ですが、欧州の販売店にも実車が届き始めたようです。
MAZDA2 Hybridはトヨタ・ヤリスハイブリッドのOEMモデルとして2022年から欧州限定で販売されていますが、昨年9月に発表された2024年モデルはフロントバンパー等がマツダ独自デザインに変更。
先月15日からトヨタ・フランス工場で量産も開始されていましたが、欧州の販売店にも実車が届き始めています。
今回取り上げるのはオランダの大手自動車メディア「AutoWeek」から。
AutoWeekではオランダ国内で販売されている新車・中古車も検索可能になっていますが、MAZDA2 Hybridを検索すると販売店に届いている2024年モデルが3台出てきました。
①「Homura Plus(ボディカラー:Opera Black)」
Mazda 2 2024 in Heerlen - AutoWeek
②「Homura Plus(ボディカラー:Glass Blue)」
Mazda 2 2024 in Zwaag - AutoWeek
③「Homura Plus(ボディカラー:Formal Red)」
Mazda 2 2024 in ROERMOND - AutoWeek
今回掲載されていた車両は全てMAZDA2 Hybridの最上級グレード"Homura Plus"で、このグレードは主に「フルデジタルメーター / 10.25インチのセンターディスプレイ / ガラスルーフ」が標準装備になっています。
これらの装備に加えて電動パーキングブレーキ等も日本仕様のヤリスに採用されていない装備。
これまで実車が確認できていたボディカラーは「Runar White」と「LEAD GRAY」のみでしたが、今回は新色の「Glass Blue」も確認できました。
外板パネルや灯火類自体はヤリスハイブリッドのままですが、独自デザインになったバンパーやテールランプガーニッシュは違和感も無く普通にカッコいいですね。
ちなみに、欧州で販売されているヤリスとMAZDA2 Hybridは車幅が日本仕様より広い(全幅:1,745㎜)ので、よりスタンスが良くて踏ん張り感が増してます。
あと、これまでリアの"HYBRID"エンブレムはヤリスと全く同じ物が装着されていましたが、2024年モデルはマツダオリジナルに変わっており、これは中国で販売されているCX-50 ハイブリッドと同じエンブレムの可能性が高そうですね。
「CX-50 ハイブリッド(中国仕様)」の実車が現地の販売店に届き始めたようです、搭載されるトヨタ製エンジンの形式は"A25D" - つらつらとMAZDA
今回実車が届いているのを確認できたのはオランダの販売店のみですが、おそらく他の欧州圏内でも順次配備が始まると思われます。
欧州では引き続きヤリスOEMの「MAZDA2 Hybrid」とマツダオリジナルの「MAZDA2」を併売していくのが有力ですが、欧州では今年新しい排ガス規制やサイバーセキュリティー法規に対応する必要があるので、マツダオリジナルモデルの今後はちょっと気になるところ・・・。
あと、個人的には1,700mm越えの全幅やガラスルーフを採用したBセグメント車が日本でも増えて欲しいです(笑)
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。