つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが「MX-30 2024年商品改良モデル」を正式発表、特別仕様車"Retro Sports Edition"設定やマツダコネクト用ディスプレイの大型化を実施。

(画像 MAZDA)

本日10月31日、マツダから「MX-30 2024年商品改良モデル」が正式発表。

いつも通り改良・変更内容を詳しくチェックしていきます。

 

 

MX-30に関しては昨年発電用ロータリーエンジン搭載のプラグインハイブリッド"Rotary-EV"が登場しましたが、今年3月には一部グレードの注文受付が終了。

その後"Retro Sports Edition”追加の可能性が出てきたものの中々動きが無かったMX-30ですが、本日マツダから商品改良が正式発表されています。

 

 

マツダ公式ニュースリリース

マツダ公式HP・MX-30専用サイト

 

 

変更点①:特別仕様車"Retro Sports Edition"を新設定。

(画像 MAZDA)

昨年「MAZDA3(セダン/ファストバック)」「CX-30」「CX-5」に設定されて人気を集めている特別仕様車"Retro Sports Edition"がMX-30にも今回追加。

基本的にはすでに販売されている3車種と同様にブラック基調のエクステリアとテラコッタカラーの内装が特徴ですが、MX-30でブラック基調のエクステリアが採用されるのは今回が初。

あと、Retro Sports Editionのボディカラーは「ジルコンサンドメタリック」「セラミックメタリック」「マシーングレープレミアムメタリック」の2トーンカラーが設定されていますが、他のグレードの2トーンカラーとは違ってピラー部分がボディ同色になります。

「セラミックメタリック」「マシーンぐれプレミアムメタリック」の2トーンカラーはRetro Sports Editionしか設定されていないので、このあたりも特別感がありますね。

(画像 MAZDA)

 

変更点②:一部グレード・内装が廃止。

EDITION R専用のキーシェル (画像 MAZDA)

特別仕様車Retro Sports Editionが追加された一方で、一部グレードや内装が今回の商品改良で廃止されています。

①:Rotary-EV発表を記念した特別仕様車"EDITION R"が販売終了

②:ブラウン系の内装「Industrial Classic(インダストリアル クラシック)」が廃止。

③:マイルドハイブリッドモデルとEVモデルはグレード構成・名称を一部変更。

(画像 MAZDA)

☆マイルドハイブリッドモデル

・ベースグレード"MX-30"が廃止。

・ブラックの合成皮革内装を採用したグレード"Natural Monotoneを新設。

☆EVモデル

・ファブリック内装の中間グレード"EV Basic Set"が廃止。

・上級グレード”EV highest Set"の名称を内装名の"Modern Confidence"に変更(Industrial Classic廃止のため)

 

 

変更点③:マツダコネクトはセンターディスプレイの大型化を中心に各種機能をアップデート

左下:改良前の8.8インチ(欧州仕様)、右下:改良後の10.25インチ (画像 ドイツマツダMAZDA)

マツダコネクト関連では昨年のMAZDA3・CX-30商品改良で採用された「10.25インチのセンターディスプレイ」が、MX-30にも今回の商品改良でようやく採用。

これ以外にも「AppleCarPlayのワイヤレス接続対応」「USB TypeC端子採用」「コネクティッドサービス提供機能の拡充」が実施されていますが、昨年から採用車種が増えている「Amazon Alexa / オンラインナビ」は今回採用されていないようです。

同じ第7世代スモール群のMAZDA3・CX-30・CX-50は今年の商品改良で採用されていたので、MX-30だけ未採用の理由が気になりますね・・・。

 

 

変更点④:安全装備の新機能追加と進化

(画像 MAZDA)

安全装備関連もMAZDA3・CX-30と同じ改良・進化が実施されており、「AT誤発進抑制制御」と「ドライバーモニタリング」はCX-60と同等の機能に。

リアシートアラートは海外で義務化された関係から今年に入って各車種に展開されています。

 

 

最後に価格とグレード構成の変化をおさらい。

グレード構成ではRetro Sports Edition追加が最も大きなポイントですが、車両本体価格は121,000~174,900円の値上げ。

昨年マツダは原材料費や物流費高騰の影響からほぼ全車種で大きな値上げを実施しましたが、MX-30はRotary-EV追加のみだったので今回の商品改良で値上げした流れだと思います。

今年商品改良を実施した車種の値上げは小規模なので、今後落ち着くといいのですが・・・。

 

 

今回発表されたMX-30 2024年商品改良モデルの内容は以上ですが、Retro Sports Editionはすでに販売されている3車種でも人気を集めているので、MX-30でも注目を集めそうな予感がします。

ただ、個人的にMX-30は他のマツダ車と異なるコンセプトが特徴だと思うので、内外装でも新しい提案を見たかった気もしますが・・・。

あとはAmazon Alexaとオンラインナビが採用されなかった理由も気になるところ。

2024年商品改良モデルはマイルドハイブリッドが今日から発売開始されており、それ以外は「EVモデル⇒11月中旬」「Rotary-EV⇒12月中旬」と案内されているので、気になる方は一度販売店へ足を運んでみる事をオススメします。

 

令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。

◎石川県公式HP

地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)

令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

令和6年能登半島地震で被災された方々(新潟県の被災者)への義援金の受付について - 新潟県ホームページ