つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの電動化について竹内主査と松田チーフデザイナーが語る。

オランダ系メディアが東京モーターショー2019会場にてMX-30開発主査の竹内さんとチーフデザイナーの松田さんへの取材を行ってます。

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(画像 NetCarShow.com)

MX-30以降の電動化計画についても少し触れています♪

 

 

記事を掲載したのはオランダ系メディア「AD」です。

https://www.ad.nl/auto/in-2030-is-elke-mazda-elektrisch~a27bb83d/

 

MX-30開発主査の竹内さん

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(画像 AD)

チーフデザイナーの松田さん

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(画像 AD)

このお二人に取材しています。

 

(Q1:車名に"MX"と名付けた理由について)

マツダでは"MX"は革新的な車の意味が込められている。

30年前、オープンライトウェイトスポーツが絶滅していた中で出たロードスター(MX-5)はまさしくそんな車でした。

MX-30も電動化が進んでる中でマツダにとってもう一つのターニングポイントになると思います。(松田さん)

 

(Q2:MX-30の開発で意識したことについて)

多くのユーザーがEVをまだ運転したことがないので、MX-30はそのような方々にもすぐ馴染めることが必要です。

例えば、EVの走行時の静寂は慣れてないと不自然に感じることがあるのでガソリンエンジンを連想させるサウンドを追加したのはそのためです。

(松田さん)

 

(Q3:MX-30の外観について)

顧客が見慣れてる外観とあまり変わらずマツダ車とすぐに認識してもらわないといけない。

しかし、私たちは顧客が知ってる外観とは少し違うもののマツダの伝統に合ったものをやりたいと考えてました。

フリースタイルドアを採用したのもその理由の一つです。(松田さん)

 

(Q4:MX-30の内装に使われてる再生素材について)

新しいプラスチックを使うより高価になりますが、コストだけに捉われない事も道徳的責任だと考えます。(松田さん)

 

(Q5:MX-30のバッテリーサイズが小さい事について)

理由は2つあります。

まずはバッテリーの生産は環境への負荷が大きい事。

そしてMX-30の価格を手頃に保ちたい事。

オランダでもほとんどのドライバーが通勤で60km以上運転する事はめったに無い。

(航続距離の長さを競うトレンドがあるが)マツダはトレンドでは無く人間中心。(竹内さん)

 

(Q6:他のマツダ車やロードスターの将来について)

2030年に販売されてるマツダ車には大小問わず何らかの電動デバイスが搭載される予定です。

ロードスター(MX-5)にも未来は必ずある。(竹内さん)

 

まず、私はロードスターが大好きです。

30年間NAロードスターを乗ってきました。

MX-30はいずれ買うと思いますが、何があろうともNAロードスターはずっと乗り続けます。(松田さん)

 

(Q7:東京のような大都市ではコンパクトなEVが理想的では無いでしょか?例えばMAZDA2のEVとかどうですか?)

将来のモデルについて話すことが許されてないので・・・(笑)

そういう車も非論理的では無いでしょうねという事にしておきましょう(竹内さん)

 

自動翻訳をベースに自分なりに解釈したので間違ってる可能性もありますがこんな感じです。

 

すでに周知の内容もありますがバッテリーサイズはやはり販売価格の面からも考慮されてるようです。

ちなみに文中には

・オランダでは来年下半期に導入予定

レンジエクステンダーは2021年から利用可能

と書いてます。

他の地域メディアでも似たような情報を出してるのでほぼ同じ流れでスケジュールが進行していくのかもしれません。

 

しかしマツダの開発担当者でNAロードスターに乗ってる人多いですね~(笑)

 

予約開始した欧州地域では色々情報が出てきてますが日本の発売時期や仕様がどうなるのか気になるところです。