正式発表後、その航続距離の少なさが賛否両論のMX-30。
マツダヨーロッパ社長兼CEOの青山裕大さんがドイツ系メディアの取材に答えてます。
今回取材しているのはドイツ系メディア「ecomento.de」です。
(Q1:MX-30投入の背景は?)
2020年から欧州で適用される厳しいCO2規制の関係でMX-30を欧州に導入する事はマツダにとって不可欠です。
MX-30は欧州が最も重要な市場になります。
(Q2:競合他社との違いはどんな点ですが)
MX-30はセカンドカーや都市部での使用を主に想定しています。
(Q3:MX-30や他のEVの今後の展開については?)
最初はピュアEVのみ発売開始、次のステップで発電用ロータリーエンジンを搭載したレンジエクステンダー仕様を追加します。
今後もより多くのEVを導入するが、MX-30のような自社製では無くトヨタで開発されたプラットフォームをベースに構築されます。
ピュアEV、発電用ロータリーを搭載したレンジエクステンダーに加えて従来のエンジンとモーターを備えたPHVも導入する。
コンバータなど多くの構成部品をあらゆる駆動方式で採用し、車両に応じて性能と特性を合わせる事が出来ます。
主要マーケットの欧州でも基本的にニッチ向けという事なので、生産台数が限られるという話も総合すると現地でさえも走ってる姿を見るのはかなり貴重になるのかもしれませんね・・・。
従来のエンジンとモーターを備えたPHVはラージ群モデルの事だと思いますがこれも導入が遅れる事が発表されました。
先日から欧州で先行予約が開始されてますが受注状況や反響次第で台数が増える事も考えられるのでどのような結果が出るのか注目したいところです。