創立100周年を迎えて今後の動向も気になるマツダ。
次世代ラージ群etc・・・気になる事がたくさんある中、藤原副社長が雑誌のインタビュー記事でマツダの今後について語っています。
掲載されていた雑誌はベストカー2020年 4/10号。
マツダ100周年特集の中で藤原副社長へのインタビュー記事が掲載されてました。
雑誌の中身を全てそのまま書くのはマズイので特に気になった内容だけ取り上げてみたいと思います。
〇直6エンジンとFRについて
・大排気量エンジンを直6でやるのは2008年から決めていた。
・V6では排ガス削減用の補器類が2つ必要だが、直6だと一つで済む。
・電動化への対応も容易。
・直6だとフレームも真っすぐに通せるのでオフセット衝突対応に有利。
・米国向けに必要な大排気量エンジンをコストを抑えた上で実現するには上記の理由から「直6+FR」になる。
直6エンジン開発を2008年から決めていたというのは「やっぱり・・・」という感想ですね。
SKYACTIVエンジン生みの親とも言える人見さんは、当初からダウンサイジングターボでは無くある程度排気量を上げる「アップサイジング」を提唱。
そうなるとMAZDA6(当時はアテンザ)級の車種用に4気筒は少ないと思っていました。
さらに、SKYACTIVの概要と合わせて初披露されたコンセプトカー「Shinari(2010)」がFRを思わせるロングノーズだったので。
〇MAZDA2、CX-3の今後について
・MAZDA2、CX-3もどんどん改良していこうと思っている。
・デザインもインテリアもいいので改良を加えていけばまだまだ戦える商品力はあると思う。
・コンパクトクラスをマツダの規模で頻繁にモデルチェンジするのは難しい。
MAZDA2は昨年秋に大幅改良を実施、CX-3は今年夏ごろに欧州で改良という情報が出てきているので、両車ともに改良を重ねつつ現行モデルをもう少し継続する流れになりそうですね。
〇SKYACTIV-X搭載車について
・マイルドハイブリッド・グリルシャッター・ブレーキバイワイヤ等が搭載されているので値段は高くないと思っている。
・パワー・トルクを高めるポテンシャルはあるが、量産初という面からコンサバティブ(控えめ)に押さえ込んでいる、これから徐々にやっていくが私自身も楽しみ。
・他のグレードと見分けがつかない点は改めます。
やはりSKYACTIV-Xは量産初SPCCIという事から信頼性重視で現在のスペックになっているようです。
まだ世に出たばかりの原石のようなエンジンなので内外装の差別化と合わせて今後の進化に期待したいですね♪
このインタビュー記事ではその他にも様々な質問に関して藤原さんが答えています。
マツダ100周年特集もあるので興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?
ベストカーもマツダ役員を誹謗中傷するような文章を書く稚拙な評論家の記事を載せずに今回のような直接取材した内容を最初から掲載していればもう少し読む気になるのですが・・・🙄