発売へ向けて着々とプロモーション活動が進んでいるMX-30。
今回は英国マツダが公開した3つの動画について取り上げます。
一つ目はMX-30の内装に使われるヘリテージコルクの生産現場を取り上げた動画。
動画はまず序盤にMX-30チーフデザイナーである松田陽一さんが登場、その後はヘリテージコルクパネルの生産工程へと続いていきます。
マツダのルーツがコルク製造を行っていた「東洋コルク工業」である事はすでにご存じの方も多いと思いますが、このコルク製造を引き継いだのがMX-30のヘリテージコルクパネルをマツダと協業で開発した「内山工業(東洋コルク株式会社)」
ヘリテージコルクパネルの生産現場はこれまでに公開された事がないはずなので貴重な動画です。
2つ目はMX-30のボディカラーで用意されている3トーンカラーの塗装工程を撮影している動画。
動画の序盤でスタッフの方が自らの手でマスキング作業を行っています。
最近多くのメーカーで2トーンカラーが増えてきましたがそちらでも作業スタッフ自らの手でマスキングしてるとの事。
MX-30の場合は3トーンなのでさらに難易度が高いうえにかなり熟練の技術が必要に見えますね。
最後にCピラー部のMAZDAロゴパネルを装着する場面は車に命が吹き込まれる瞬間のように感じました。
あと、生産ラインを流れるMX-30が撮影されてるのは今回の動画が初めてのはずです。
3つ目はMX-30のデザイン方法という題名の動画。
チーフデザイナーである松田陽一さんをはじめとするMX-30デザインチームの方々が登場しています。
動画の最初に出てくる松田さんが書いたメモ書きにMX-30のテーマである”Human modern”と共に”MX-5”と書かれているところに目が行きました。
やはり創り手の顔や開発現場が見える動画は見入ってしまいます。
今回英国マツダが公開した動画は以上になります。
MX-30はすでに5月から生産開始されていましたが、生産や開発の現場を詳しく撮影した動画は今まで無かったので面白かったですね。
欧州に続いて日本でもまもなく正式発表されそうな気配ですが実車に触れるのが楽しみです。