つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

北米マツダが「MX-30 EV 2023年モデル」を米国とカナダで正式発表、さらに公式YouTubeとSNSでは真田広之さん出演の動画で1月12日に新たな発表を行う事を予告。

(画像 カナダマツダ)

すでに欧州や日本で2022年モデル(2022年商品改良モデル)が発表されている「MX-30」ですが、北米マツダが"2023年モデル"として正式発表。

さらに公式YouTubeでは1月12日に新たな発表がある事を予告開始しています。

 

 

まずMX-30に関してはデビューしてから初の商品改良となる2022年モデル(2022年商品改良モデル)が昨年春から秋にかけて欧州や日本で発表。

主に新しいボディカラーや内装色を追加する改良内容でしたが、北米マツダもほぼ同様の改良を行ったMX-30 EVを"2023年モデル"として正式発表しました。

 

 

〇米国マツダ

米国仕様のMX-30 EVはこれまでと変わらず「MX-30 EV」「Premium Plus」の2グレード構成。

「MX-30 EV(ベースグレード)」

・各種快適・安全装備に加えてサンルーフも標準装備。

・内装は「Modern Confidence」のみ。

・ボディカラーはシングルトーン(ジェットブラックマイカ・セラミックメタリック・ポリメタルグレーメタリック)のみ。

「Premium Plus」

(MX-30 EVからグレードUPする部分)

BOSEサウンドシステム

・ステアリングヒーター

・パーキングセンサー

・360°ビューモニター

ブラインドスポットアシスト

・フロントクロストラフィックサポート(CTS

・アドバンスドキーレスエントリー

・内装は「Modern Confidence」と「Industrial Classic」を選択可能。

・ボディカラーは「シングルトーン2色(ジェットブラックマイカ・マシーングレープレミアムメタリック)」と「マルチトーン1色(セラミックメタリック)」を選択可能。

「左:Modern Confidence、右:Industrial Classic (画像は欧州仕様)」

米国仕様に関してはソウルレッドクリスタルメタリックだけでなく日本や欧州で追加されたジルコンサンドメタリックも設定されていません。

さらに欧州仕様に追加されたブラック内装「URBAN EXPRESSION」も設定されてないので、2022年モデルからほぼ現状維持となっています。

 

〇カナダ仕様

カナダ仕様のMX-30 EVも引き続き「GS」「GT」という2つのグレード構成ですが、米国仕様と違っていくつか変更点があります。

「GS」

・各種快適・安全装備に加えてステアリングヒーターやアドバンスドキーレスエントリーも標準装備。

・内装は標準のファブリック(ブラック×グレー)

「画像は日本仕様 (画像 MAZDA)」

〇選べるボディカラーはシングルトーン4色

・アークティックホワイト

・ジェットブラックマイカ

・マシーングレープレミアムメタリック

・ポリメタルグレーメタリック)

「GT」

(GSからグレードUPする部分)

BOSEサウンドシステム

・サンルーフ

・パーキングセンサー

・360°ビューモニター

ブラインドスポットアシスト

・フロントクロストラフィックサポート(CTS

・内装はブラック内装「URBAN EXPRESSION」が標準、オプションで「Modern Confidence」と「Industrial Classic」にグレードUP可能。

「URBAN EXPRESSION (画像は欧州仕様)」

〇選べるボディカラー

(シングルトーン)

・アークティックホワイト

・ジェットブラックマイカ

・マシーングレープレミアムメタリック

・ポリメタルグレーメタリック

(マルチトーン)

・セラミックメタリック

・ソウルレッドクリスタルメタリック

・ジルコンサンドメタリック

米国仕様と違ってカナダ仕様はほぼ欧州仕様と同様の改良が実施されています。

さらに、これまでカナダ仕様のMX-30 EVはケベック州ブリティッシュコロンビア州のみで販売されていましたが、今回からカナダ全土で販売する事も合わせて発表。

これは昨年11月にカナダマツダが発表した電動化車両の導入計画でも触れられていた内容です。

同じ北米地域でも改良内容が大きく異なっていますが、気になるのはまもなく欧州で正式発表される発電用ロータリーエンジン搭載のPHEV「MX-30 R-EV」が北米にも導入されるのか?という点。

米国マツダは一昨年から公式HPで導入予定である事を特設ページで案内していましたが、少し前に特設ページが無くなってしまったので先行きが読めない状況です。

 

ただ、米国マツダはMX-30 EV 2023年モデル発表とほぼ同時に公式YouTubeチャンネルで「We’re building Mazda’s future(マツダの未来を創る)」という題名の動画を公開。

北米マツダが所有している貴重なマツダ車が登場するのに加えて真田広之さんも出演されているのが特徴的ですが、動画の後半に出てくる謎のオブジェがかなり気になりますね・・・。

(画像 MAZDA USA)

そして公式Facebookでは別の画像も公開。

真田広之さんの背後を見ると右上に「CX-60と同じ形状のシート」と「エンジンらしき物(?)」が映っているので、CX-90が関係している可能性はかなり高そうです。

さらにそれぞれの概要欄にこのような説明が・・・。

The unboxing of the next extraordinary moment in Mazda history begins January 12, 2023. Subscribe to our channel to receive notifications as it all unfolds.

マツダの歴史における次の特別な瞬間は2023年1月12日に始まります。チャンネルに登録して、すべての展開に関する通知を受け取りましょう。

どうやら明日1月12日に公式YouTubeを通じて新たな発表が行われるようです。

北米ではラージ商品群第一弾「CX-90」の新たなティザーが1月中旬に公開される情報も出ていたので、今回の動画・画像がそれの可能性が有力。

ただ、ティザー広告にしてはかなり大々的にも思うので、CX-90だけでなく今後数年間における商品導入計画を発表する可能性も考えられますね・・・。

年明けから注目すべき情報やティザーが続々と公開されていますが、どのような発表が行われるのが注目です!