先日27日に日本で大幅商品改良が発表された「MAZDA2」ですが、欧州でも"2023年モデル"として正式発表されています。
「MAZDA2」に関しては日本仕様の大幅商品改良が先月27日に正式発表。
エクステリアデザインやボディカラーラインナップの変更で大幅にイメージチェンジしましたが、欧州でも2023年モデルとして発表されています。
(発表された国の一例)
基本的な改良内容は日本仕様と同じですが、欧州で公開されている情報や画像をもとに改めて紹介。
改良ポイント①:エクステリアデザインの変更。
改良ポイント②新しいボディカラー「エアストリームブルーメタリック」「エアログレーメタリック」追加。
※オーストリアマツダのコンフィギュレーターによると日本仕様では残っている「ソニックシルバーメタリック」が廃止された模様。
日本仕様では以上の改良に加えてグレード構成も大幅に変更されましたが、欧州仕様はほぼこれまで通りのグレード構成となる模様。
その中でもスポーツグレード「Homura」系統は日本に無い装備や仕様があるので紹介したいと思います。
「HOMURA」
日本仕様の"SPORT"と同等装備のグレードですが、日本仕様と異なる点が2つあります。
・ルーフはボディ色(ルーフフィルム無し)
⇒日本仕様の"SPORT"はブラックのルーフフィルム採用。
・ホイールはブラック塗装仕様。
⇒日本仕様の"SPORT"はブラックメタリック×切削加工仕様。
「HOMURA "AKA"」
日本仕様の「XD SPORT+」と同等装備のグレードですが、日本仕様と異なる点はこちら。
・選べるパワートレインは「SKYACTIV-G 1.5」とマイルドハイブリッド付きの「e-SKYACTIV G 1.5」のみ。
⇒日本仕様のXD SPORT+はディーゼルエンジン"SKYACTIV-D 1.5"
「HOMURA」に装着されているブラック塗装のホイールはオーストラリア仕様でも採用されていますが、日本仕様の場合はオプションでも設定がありません。
そして、日本仕様の"SPORT"系グレードは選べるボディカラーが5色のみでしたが、欧州仕様の「HOMURA」「HOMURA "AKA"」はMAZDA2に設定されているほとんどのボディカラーが選択可能。
オーストリアマツダ公式HPではコンフィギュレーターも公開されているので、日本仕様のSPORT系グレードでは選べないボディカラーの画像を順番に紹介。
「アークティックホワイト」
「エアストリームブルーメタリック」
「セラミックメタリック」
「ディープクリスタルブルーマイカ」
「プラチナクォーツメタリック」
「ジェットブラックマイカ」
※:オーストリアでは「HOMURA "AKA"」のみジェットブラックマイカが選択不可、他の欧州地域でも同様の設定なのかはまだ不明。
日本仕様のSPORT系グレードは5色のみなので、ここまで選べるのは魅力的ですね♪
個人的にエアストリームブルーメタリックは"少し懐かしさも感じるホットハッチ"という雰囲気でかなり似合ってる気がします。
日本仕様に用意されているパッケージオプション"ROOKIE DRIVE"のオレンジのパーツを組み合わせればGULFカラーっぽいホットハッチにもなりそうなので・・・(笑)
色々事情があるのだと思いますが、日本仕様のSPORT系でもボディカラーはこれくらい選べるようになると嬉しいところ(SPORT系モデルだけ生産ラインが違う事は無いはずなので・・・)
一方で、日本仕様ではグレージュカラーの内装色を採用した「Sunlit Citrus」が用意されていますが、欧州仕様には同じ内装のグレードが設定されていないので、これに関しては日本仕様の方が充実してるポイントですね。
各国のニュースリリースを見る限りだとMAZDA2欧州仕様の2023年モデルは春頃から発売開始されるようですが、欧州の一部地域では販売ラインナップからMAZDA2が無くなっている国が出てきており、マツダの関係者からも欧州で同時販売されているヤリスハイブリッドのOEMモデル「MAZDA2 Hybrid」のみへ切り替える可能性を示唆する証言も出てきています。
欧州の主要マーケットであるドイツや英国で2023年モデルが発表されたので、今すぐ欧州全地域で販売終了する事は無いと思いますが、今回のタイミングで販売ラインアップから無くなる国がさらに出てくる可能性はあるかもしれません。
今のところ次期型に関する具体的な情報も出てきていないので中々先行きが読みにくい状況の「MAZDA2」ですが、今回の大幅商品改良でどこまで反響があるのか注目です。