つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

欧州の一部メディアが「MAZDA2 Hybrid 2024年モデル」の画像や改良内容を報道、エクステリアデザインに加えて装備やグレード体系も変更(追記あり)

(画像 Automoto.it)

欧州限定で販売されている「MAZDA2 Hybrid」ですが、初の商品改良となる2024年モデルが発表されています。

 

 

MAZDA2 Hybridはトヨタ・ヤリスハイブリッドのOEMモデルとして2021年12月に欧州で正式発表。

2022年春に欧州限定で発売されており"オリジナルのMAZDA2"と併売されています。

発売開始以来目立った改良は行われていませんでしたが、欧州の一部メディアが初の商品改良と言える2024年モデルの情報を取り上げています。

 

 

〇イタリアの自動車メディア「Automoto.it」

〇CAR and DRIVER(ギリシャ版)

〇CARSCOOPS

 

 

2024年モデルでまず注目なのは「エクステリアデザインの変更(フェイスリフト)」

左:改良前、右:改良後 (画像 Automoto.it、ドイツマツダ)

これまでエンブレム以外はヤリスハイブリッドのままでしたが、2024年モデルからマツダ車の特徴であるファイブポイントグリル採用のフロントバンパーに刷新。

リアもテールランプ左右を繋ぐガーニッシュ(?)がボディ同色に変わっています。

さらに、CAR and DRIVERの記事によるとこれらは欧州マツダのデザインセンターが開発しており、上記以外にも"Glass Blue"という名称のボディカラーが追加されたとの事。

今年初めに一部の欧州メディアでもフェイスリフトの可能性が報じられていましたが情報通りでしたね・・・。

ちなみに、日本で販売されているヤリスは5ナンバーサイズですが、欧州仕様は全幅が日本仕様より広い3ナンバーサイズ(全幅:1,745㎜)

さらに日本仕様とは違って5穴ホイールと電動パーキングブレーキを採用してるのも欧州仕様の特徴で、これはもちろんMAZDA2 Hybridも同様です。

 

 

続いてインテリアの画像も・・・。

左:改良前、右:改良後 (画像 Automoto.it、ドイツマツダ)

エクステリアと違ってデザイン自体はほぼそのままですが、これまで7インチだったセンターディスプレイが10.5インチへサイズUP(最上位グレードのみ、他のグレードは9インチとの事)

ディスプレイのサイズが大きくなったことで、エアコンルーバーの位置が少し下がって小物が置けるスペースが無くなっています。

さらに各記事によるとUSB Type-CやAppleCarplay/AndroidAutoのワイヤレス接続も新たに採用されたとの事。

ベース車両のヤリス欧州仕様も今年5月に商品改良(2024年モデル)が正式発表されたので、MAZDA2 Hybridもそれに合わせてディスプレイや各種装備が刷新されたのでしょうね・・・。

 

そして、これまでMAZDA2 Hybridは欧州のほぼ全域で「Pure(ピュア)」「Agileアジャイル)」「Select(セレクト)」という名称の3グレードで販売されてきましたが、2024年モデルから「Prime」「Centre-Line」「Exclusive-line」「Homura」「Homura Plus」という名称と構成に変更との事。

これは欧州で販売されている他のマツダ車と同じ命名パターンに統一した形ですね。

その中でも「Homura系グレード」はラインナップの中で唯一ブラックの17インチアルミホイールとルーフライニングが採用されており、「Homura Plus」は先に紹介した10.5インチディスプレイに加えてメーターも12.3インチのフル液晶が装備されます。

Homura系グレード専用ホイール (画像 Automoto.it)

 

各メディアの記事に掲載されている主な情報や画像は以上になりますが、おそらく欧州各地域のマツダ法人からもまもなく正式なニュースリリースが発表されるはず・・・。

(2023.9.27追記:フランスマツダが正式なニュースリリースを発表)

MAZDA2 Hybridは今回から独自のエクステリアデザインが採用されましたが、オリジナルのMAZDA2も日本仕様に新世代マツダコネクト採用が発表されたので、欧州向けのオリジナルモデルも同様にマツダコネクトを刷新して引き続き併売していくのか気になるところですね・・・。