CX-60オーストラリア仕様では日本仕様に無い「直6ガソリンターボ搭載モデル」が導入されますが、オーストラリアマツダが燃費を正式発表しました。
CX-60日本仕様に設定されているガソリンエンジン搭載車は直列4気筒の「SKYACTIV-G 2.5」と「e-SKYACTIV PHEV」ですが、オーストラリア仕様では直列6気筒ガソリンターボエンジン「e-SKYACTIV G 3.3」を搭載したモデルが登場予定。
オーストラリアでは昨年11月にラインナップ全体のグレード構成や価格を発表していましたが、今回e-SKYACTIV G 3.3搭載モデルの燃費数値も追って公開されたので紹介したいと思います。
WEBカタログを見てもこれまで空欄だった燃費数値が追記されています。
そこで既存車種の数値と比較してみると・・・・。
※燃費数値はℓ/100km表記で駆動方式は全車種AWD。
CX-60の直6ガソリンターボエンジン「e-SKYACTIV G 3.3」搭載モデルの燃費は、CX-5の直4ガソリンNAエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載モデルとほぼ同等の数値。
気筒数と排気量を増やしたにも関わらず4気筒エンジンと変わらない燃費性能を達成しているのはアップサイジングを提唱してきたSKYACTIVテクノロジーならではという感じですね。
最高出力/トルクはもちろんですが車体サイズや重量も大きく異なるのでこの数値は本当に凄い・・・。
さらに既存のガソリンエンジンと同様にハイオクだけでなくレギュラー燃料(91RON)に対応しているのもポイント。
オーストラリアで販売されるCX-60のe-SKYACTIV PHEVモデルは95RON以上のガソリン燃料のみ対応となっているので、このあたりもユーザーにとって大きな判断基準になるかもしれません。
ちなみにe-SKYACTIV G 3.3は先日北米で発表された「CX-90」にも搭載する事が公表されており、CX-60オーストラリア仕様よりさらにハイスペックな仕様も用意されます。
日本では燃費性能だけでなく燃料価格の安さもあってディーゼルエンジンの人気が根強いですが、直6エンジンらしいフィーリングやサウンドをよりストレートに味わえそうなe-SKYACTIV G 3.3搭載モデルも一度体感してみたい気持ちがあるのも正直なところ・・・(笑)