つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

長安マツダが実施した「CX-50」の航続距離テストで走行距離約1,100㎞の記録を達成。

(画像 長安マツダ)

今年春から中国でも販売開始された「CX-50」ですが、長安マツダが航続距離テストを実施したようです。

 

 

昨年春に北米から販売開始された「CX-50」は今年春から中国でも販売開始。

久しぶりに中国市場へ投入されるマツダの新型車という事もあって、現地法人長安マツダも宣伝PRなどにかなり力を入れていますが、今月に入ってから航続距離テストも実施したようです。

 

 

長安マツダ公式ニュースリリース長安マツダ公式SNS(Weibo)ではテスト風景の動画も公開。

https://video.weibo.com/show?fid=1034:4947973071896604

長安マツダは今月に入ってから約1万マイル走行するCX-50の長距離走行テストを実施しており、9月19日にはテスト項目の一つとして一回の満タン給油による航続距離テストに挑戦。

テストに使用されているCX-50はSKYACTIV-G 2.5搭載モデルで、燃料タンクは55Lになっています。

カタログに掲載されている総合燃費は「7.4L/100km(13.5 km/L)」となっているので単純計算だと約740㎞走れる事になりますが、今回のテストでは計算を大きく超える約1,100㎞の航続距離を達成したとの事。

今回のテストが高速道路で行われた事が大きく関係してると思いますが、CX-50に搭載されているSKYACTIV-G 2.5(NA)には気筒休止システムも採用されているので、こちらの効果もあったかもしれませんね。

予想をかなり超える数値なのであまり実感が湧きませんが、純内燃機関車でこの数値はかなり凄い・・・・。

給油後は赤いシールで給油口を封印しています (画像 長安マツダ)


中国では政府政策の影響もあってEVやPHEV車の需要が大幅に増えていますが、一定の条件下とはいえこの数値は販売PRに生かせるかもしれません。

さらに、CX-50中国仕様はトヨタ製のシステムを採用したハイブリッドモデルも導入予定なので、電動化車両に対するニーズにも対応可能となる見込みです(ハイブリッドモデルは北米市場にも導入予定)

これまで新型車が中々導入されない事もあって販売台数の減少が続いていた中国市場ですが、今後の巻き返しに期待ですね。