まもなく中国で販売開始される可能性が高い「EZ-6」ですが、長安マツダから新たな発表がありました。
EZ-6はマツダと長安汽車が共同開発するBEV/PHEVモデル第1弾として4月25日に世界初披露され、先月には量産開始に続いて試乗レポートも解禁。
秋の発売開始に向けて段階的に情報が出てきてる状況ですが、長安マツダは発売前に航続距離テストを実施した事を発表しています。
〇autohome.cn
穿越河西走廊,挑战极限续航 满油满电0补能... 来自长安马自达 - 微博
長安マツダは中国北西部 蘭州市をスタート地点にしたEZ-6 REEVモデル(長安汽車製1.5L発電用エンジン搭載のPHEV)の航続距離チャレンジを実施。
燃料満タン(autohomeは燃料タンクを45Lと記載)と充電100%の車両をCLTC(※)の測定方法に則って走行させた結果EV+ハイブリッド総合で1,301㎞の記録を達成したようです。
※CLTC:中国の燃費・排ガス測定試験、WLTCに近い測定方法。
EZ-6 REEVモデルの航続距離に関しては1,000km以上とだけ公表されていて正式なスペックはまだ未公表ですが、CX-60に近いサイズで約1,300km走行できるのは中々スゴイですね・・・。
ちなみに長安マツダは昨年発売された「CX-50」でも航続距離テストを事前に実施しており、他にも耐久性試験や走行テストの場面を随時公開。
かなり積極的に情報発信や宣伝PRを実施している印象を受けますが、個人的には日本のマツダも「CX-80」登場に合わせてラージ商品群の航続距離チャレンジを実施すれば、走りだけでなく環境性能も訴求できる気がします。
特にCX-60の直6ディーゼルモデルの燃費はすでにユーザーから高い評価を得ているので・・・。
☆CX-60に関してはスペインマツダが現地のエコランイベントでクラス優勝を獲得。
発売に向けた動きが活発になっているEZ-6ですが、中国では明後日30日から成都モーターショーが開催される予定で長安マツダもEZ-6を中心に出展予定。
現地では成都モーターショー開幕に合わせてEZ-6の車両価格などが発表されるのでは?と予測するメディアも出てきているので続報に注目です。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)