つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ロードスター2020年商品改良が正式発表、ディープクリスタルブルーマイカとピュアホワイト内装が新設定。

本日、以前から噂が出ていたロードスターの商品改良がマツダから正式発表されました!

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(画像 MAZDA)

出来る限り詳しくチェックしていきたいと思います。

 

ロードスターが商品改良されるという噂は秋口頃から一部WEB上で浮上。

一部海外では11月から2021年モデルとして早くも情報が解禁されていました。

 

その中でついに日本でもロードスターの商品改良が正式発表されたので変更点を中心にピックアップしていきます。

 

変更点①:ボディカラーに「ディープクリスタルブルーマイカ」新設定。

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(画像 MAZDA)

当初出ていた噂通り、エターナルブルーマイカに代わって新設定されました。

NDロードスターでは初設定の色ですが、NCロードスターではモデル末期だった2013年冬の一部商品改良で採用された実績があります。

2014年には英国向けに「ディープクリスタルブルーマイカ×ホワイト系レザー内装(Stone leather)」が選べる”Sport Venture”という特別仕様車も発売されていました。

NCロードスターではそれ以前に設定されていた「ストーミーブルーマイカ」も人気があった印象なのでNDロードスターに紺色系が設定されるのを待っていた方も多いかもしいれません。

 

変更点:②内装ラインアップに「ピュアホワイトナッパレザー」が新設定。

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(画像 MAZDA)

現行のマツダ車ではほぼ定番となっている「ホワイト系レザー内装」ですが、NDロードスターではこれまで設定されてなかったので初採用となります。

ロードスターRFはスポーツタンレザー内装と入れ替わりで設定。

 

今回のピュアホワイト内装ではもう一つ注目点があります。

それは次の改良ポイント・・・・。

 

変更点③:新グレード「White Selection」設定

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(画像 MAZDA)

「ソフトトップ車のSレザーパッケージ」「RFのVS」に”White Selection”という派生グレードが追加されました。

こちらは期間・台数限定では無く通常のカタロググレード扱いになっているのですが、先に触れた注目点というのが「日本向けのNDロードスター・ソフトトップ車で初めてブラック以外の内装カラーが常時選べるようになった」という事。

これまでロードスターRFではブラック以外の内装カラーが常時選べたのに対して、ソフトトップ車のカタロググレードはずっとブラック内装のみで期間限定の特別仕様車でのみブラック以外の内装カラーが選べる状態が続いてきました。

〇2017年:期間限定車”RED TOP”(オーバーン内装)

〇2018年:期間限定車”Caramel Top”(スポーツタン内装)

ロードスターにとって内装は外装の一部とも言える部分なので常時複数のカラーが用意されるのは拘りたい方にとっても嬉しいポイントですね。

 

変更点④:期間限定車「RS White Limited Selection」設定

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(画像 MAZDA)

先に触れた「White Selection」に加えてRSグレードをベースにした期間限定車も発売されます(2021年3月31日まで注文受付)

分かりやすく説明すると「White Selection」に以下の内容を標準装備した仕様。

ビルシュタイン製ダンパー

ブレンボ製キャリパー

・RAYS製16インチアルミホイール(ソフトトップ車)

・BBS製17インチアルミホイール(RF)

ブレンボキャリパーとアルミホイールは通常のRSグレードだとセットオプション扱いになっています。

試しに通常のRS(ブレンボアルミホイール付き)と”RS White Limited Selection”で見積り比較すると・・・・。

〇ソフトトップ

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〇RF

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レカロシート or ホワイトレザー内装の違いのみなので価格差は約4万円となりました。

 

マツダ公式HPではRS White Limited Selectionを「初代ロードスターのSリミテッドのコンセプトを再現した特別な一台」と紹介しています。

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(画像 MAZDA)

個人的には紺色と白系内装という組み合わせから「M2 1002」にも近いイメージを感じます。

 

変更点⑤:ソフトトップ車用メーカーオプション「RAYS製16インチアルミホイール」の設定範囲が縮小。

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(左:2019年商品改良モデル、右:2020年商品改良モデル。画像 MAZDA)

昨年の商品改良でソフトトップのMT車全グレードに設定されたRAYS製16インチアルミホイールのメーカーオプションが今回の商品改良で「レザーパッケージ系」「RS」のみの設定に縮小されています。

ディーラーオプションでは引き続きラインナップされているので「S」「Sスペシャルパッケージ」でも装着可能ですがメーカーオプション扱いの時より価格が高くなるので注意が必要ですね。

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(画像 MAZDA)

 

変更点⑥:ライトスイッチが「オートライト義務化」に対応

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(画像 MAZDA)

取扱説明書を見るとライトスイッチの項目に「ランプスイッチは自動でAUTOの位置に戻ります」という記載が追加されていました。

(これまでの取り扱い説明書に記載は無し)

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(画像 MAZDA)

 

変更点⑦(仮):ワイヤレスCarPlayに対応してる可能性あり。

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(画像 MAZDA)

先に触れたオートライト関連のついでに取扱説明書を一通りチェックしてみるとワイヤレスCarPlayの説明項目にたどり着きました。

ただ、これはロードスター単体では無く他車種共通のマツダコネクト専用説明書である事に加えて、事前に聞いていた改良内容にワイヤレスCarPlayは含まれてなかったので判断が難しいところ・・・。

iPhoneをお持ちの方は一度試してみるのもアリだと思います(androidユーザーなので試せない・・・(笑))

 

今回の主な変更点は以上となります。

 

事前に聞いていた話ではディープクリスタルブルーマイカとピュアホワイトレザー内装の期間限定車が追加されるくらいと聞いていたのですが、実際はソフトトップ車でも「White Selection」としてピュアホワイト内装が常時選べるようになったのは嬉しいポイント。

また、マツダの事なので走りを中心とする表向きになっていない部分も改良が入っている可能性も考えられます(笑)

ただ、海外ではグレー色のソフトトップも選べるようになっているので日本仕様でもソフトトップの色が選べたらより嬉しかったところですが・・・。

ディープクリスタルブルーマイカ実車はかなり気になるので機会があれば是非チェックしてみたいと思います。