マツダ次世代ラージ群で直6エンジンと共にラインナップされるプラグインハイブリッド(PHV)
このパワートレインの発売開始時期に関して触れている記事が出てきました。
今回取り上げるのはおなじみ「中国新聞デジタル版」
中国新聞がマツダ初のプラグインHVに関する記事を掲載。
— taku2 (@taku2_4885) 2021年1月6日
・ラージ群ベース
・プラグインHVのエンジンは直4
・発売は2022年度以降
・ラージ群第一弾はCX-5に近いサイズのSUVになる見込みhttps://t.co/HeZlttraE5
Twitterで一足早く取り上げましたが、リンク先によると・・・
・マツダ初のPHVを2022年度以降に発売。
・ラージ群ベース
・PHVは直4エンジンとの組み合わせ
発売は2022年度以降と記載されていますが、昨年10月に取り上げた中国新聞の記事では「ラージ群第一弾はCX-5に近いサイズのSUVで2022年初頭にも生産開始」と報じられていたので2022年度の初め(2022年4~6月くらい?)に発売開始という可能性も十分考えられます。
ただ、PHVの発売に関しては大規模な優遇措置が行われている欧州が最優先になる可能性が高いので日本での発売は少し遅くなる可能性もあるかもしれません。
ちなみに欧州で実施されているPHVへの優遇措置内容はこちら。
・EV走行可能距離が25km以上:カタログ表記のCO2排出量が約半分に
・EV走行可能距離が50km以上:カタログ表記のCO2排出量を約3分の1に
現在欧州で販売されてるマツダ車で最もCO2排出量が多いモデルは「CX-5 SKYACTIV-G 2.5(AWD・AT)」で"196g/km(WLTP)"ですが、仮にこれをそのままEV走行が25km可能なPHVにするだけで”約98g/km”に。
この数値は欧州で定められているメーカー平均CO2排出量「95g/km以下」に迫る数値なのでいかに大きな優遇措置なのか分かると思います。
平均値を下げるために欧州メーカーから続々とPHVが出てくるのも納得ですね。
2022年はラージ群ベースのPHVに加えて発電用ロータリーエンジンを採用したMX-30のマルチxEV仕様も登場予定となっています。
マルチxEVは地域の発電環境や需要に合わせて「レンジエクステンダー」「プラグインハイブリッド」「シリーズハイブリッド」の3種類を想定。