先月中国で正式発表された「CX-30 EVモデル」
中国市場専用となるこのモデルのより詳細な画像があったので取り上げてみます。
CX-30 EVモデルに関してはこのブログでも出来る限り詳しくチェックしてきました。
その中で中国の自動車メディア「太平洋汽車(PC AUTO)」の公式HPにより詳細な画像が掲載されています。
まずはフロア下に搭載されているバッテリーの画像。
CX-30 EVモデルは通常のエンジンモデルより車高が高くなっていますが、それでもバッテリーと床面の幅は思ったより狭いように感じますね・・・。
あと、MX-30 EVモデルのフロア下はほぼ全面カバーされてフラットだったのに対して、CX-30 EVモデルのフロア下はカバーがやや簡易的にも見えます。
続いてはバッテリーとも関係する充電口の画像。
同じ第7世代モデルであるMX-30 EVモデルの充電口は右側だったのに対して、CX-30 EVモデルは左側。
そして、充電プラグ廻りの形状もやや異なります。
CX-30 EVモデルのパワートレインは合弁先の長安汽車が開発した物を採用と公表されていたので、バッテリーの搭載方法や充電口廻りでマツダ独自開発のMX-30 EVモデルと違うのかもしれませんね。
続いて気になったのはバンパーに装着されてるセンサー類。
こちらが従来のエンジン搭載モデル。
・リアサイド超音波センサー(赤矢印)が未装着。
・リアコーナー超音波センサー(青矢印)が下部へ移動。
リアサイド超音波センサーは先日発表された日本仕様の一部改良でも未装着に変更されていますが、CX-30 EVモデルはさらにリアコーナー超音波センサーの位置まで変わっています。
さらにフロントバンパーも超音波センサーの位置と個数が従来モデルと異なります。
・フロント超音波センサーがさらに下部へ移動(赤矢印)
・ナンバープレート両脇にセンサーが追加(青矢印)
かなり細かな違いですが、これがEV化に伴う変更なのかそれ以外の理由なのか気になるところですね。
最後にリアサス周りの画像も・・・。
こちらは画像を見る限りだとトーションビーム式から変更は無いようです。
今回気になった内容は以上となります。
これまでの画像ではEV化と車高以外それほど違いは無いように見えましたが、今回取り上げた画像だと細かな部分でEVモデル独自のポイントが出てきました。
CX-30 EVモデルは合弁先である長安汽車のEV用パワートレインを採用予定なのでそのあたりも関係ありそうです。
今後、量産モデルが出てくるとより詳しい内容も明らかになってくると思うので注目したいところです。