中国市場専用モデルとして今年春に公開され、いよいよ販売が本格化するCX-30 EVモデル。
現地では試乗インプレッション動画が公開され、実車が届いてる販売店も出てきました。
CX-30 EVモデルは今年4月に中国市場専用モデルとして初披露。
その後、8月末に開催された成都モーターショーで発売に関する発表が行われると報じられました。
長安マツダと一汽マツダの実質的な合併という大きな動きもあったからなのかCX-30 EVモデルに関する続報がなかなか出てこない状況でしたが、ついに試乗インプレッション動画が現地で公開されました。
1本目の動画に関する記事も出ています。
4月に発表された車両から仕様に変更は見当たりませんが、いくつが新たな情報も出ています。
〇すでに発表されているCX-30 EVモデルの特徴。
・専用フェンダーモールとアンダースポイラー
・CX-5 Exclusive Mode(改良前)と同じ19インチアルミホイール。
・MX-30と同じシフトノブ。
・e-SKYACTIVエンブレム。
・EVユニットは合弁先の長安汽車製が有力。
今回出てきた動画・記事で分かった内容はこちら。
・専用アンダースポイラーで遮音性が5%向上。
・モーター:160kw
・バッテリーは寧徳時代新能源科技(CATL)製で容量は61kWh
・航続距離は450km
・メーターパネルはMX-30 EVモデルと同じ。
正式発表前に出ていた予想スペックとほぼ一致しますが、当初400kmと推測されていた航続距離はさらに50km増加しています。
あと、これまで明らかになって無かったメーターパネルが動画で映っていましたが、おMX-30 EVモデルと同じでした。
あと、4月に展示された車両はボディサイドには「ボディ同色パネルとe-SKYACTIVエンブレム」がありましたが、今回試乗インプレッションに使用された車両にはありません。
後ほど取り上げる車両でも未装着なのでこのあたりはプロトタイプと量産車で変わったポイントかもしれませんね。
さらに中国の動画サイト"Weibo"内にある長安マツダ公式チャンネルでは先に紹介した動画に出演されていた現地ジャーナリスト王堃さんがリモート形式でCX-30 EVモデルの開発責任者を担当された沖田齢次さんへインタビューしている動画が出ています。
沖田さんはCX-30 EVモデルのEVユニットが合弁先の長安汽車製である事、そしてボディサイドのスポイラーは万が一側面衝突した場合にバッテリーを保護する役目もあるという事などを説明されています。
マツダらしい人馬一体の走りに自信がある事も強く強調されてますね。
ちなみに、動画で紹介されている車両もボディサイドの「ボディ同色パネルとe-SKYACTIVエンブレム」はありません。
ちなみに、CX-30 EVモデルはすでに実車が販売店に届き始めているようで、販売開始が着々と近づいてるようです。
現時点で中国市場専用モデルではありますが、新たな体制となったマツダの中国事業のスタートを切るモデルでもあるので反響が気になるところですね。