つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

CX-60の「トーイングモード」や「トレーラーヒッチ」に関する画像や情報、CX-5やCX-8から進化したポイントも紹介。

(画像 MAZDA UK)

 

国内販売がいよいよスタートしたマツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」ですが、これまであまり詳細情報が出てきてなかった「トーイングモード」と「トレーラーヒッチ」に関する情報も公開されています。

 

 

ここ最近、マツダSUVはアウトドアにおける使い勝手やAWD性能を積極的に訴求する動きが出ていますが、その中の一つがトレーラーなどの牽引(トーイング)

マツダで純正のトレーラーヒッチが初設定されたCX-8 (画像 MAZDA)」

日本国内で販売されている車種ではこれまで「CX-8」「CX-5」にトレーラーヒッチが純正で設定されており、北米市場専用モデル「CX-50」ではドライブモードを選択するMi-Driveに「トーイングモード」も追加。

「CX-50 (画像 MAZDA USA)」

CX-60は国内向けで初めて「トレーラーヒッチ」「トーイングモード」両方が用意される車種となりますが、発売開始に合わせて詳しい画像や情報が出てきたので紹介したいと思います。

※:XDのAWD車・XD-HYBRID・PHEVのみ

 

 

マツダ公式HP・CX-60専用アクセサリー紹介ページ

まずはこれまで中々画像が出てこなかったトーイングモード選択時のメーター画面に関してですが、まずは通常時のモード表示画面一覧。

通常Mi-Driveのモードは上から「SPORT ⇒ NORMAL ⇒ OFF-ROAD」の順番ですが、マツダ純正のトレーラーヒッチを装着すると・・・・。

(画像 MAZDA)

SPORTの上に「TOWING」という項目が追加され、メーターも茶色に近い色味に。

CX-8にはトレーラーヒッチ装着時にブレーキを制御する「トレーラー・スタビリティ・アシスト(TSA)」が採用されていましたが、CX-60のトーイングモードではパワートレインの出力特性やAWD制御も最適化されるのが特徴です。

 

 

続いてトレーラーヒッチの実物画像ですが、従来のCX-5CX-8用から進化しているポイントが2つ紹介されてます。

ポイント①:ハンズフリーテールゲートの機能を生かしたまま装着可能。

(画像 MAZDA)

ポイント②:リアバンパーの切り欠きを最初化する事で、純正オプションのリアアンダーガーニッシュも同時装着が可能に。

(画像 MAZDA)

CX-5CX-8の場合、ハンズフリーテールゲートは後の商品改良で設定されたのでトレーラーヒッチを装着すると使えないようになっていましたが、CX-60は最初から取り付ける前提で設計が進められた事から両立を実現。

切り欠き部分が最小化しているのも朗報ですね。

 

 

CX-60は力強いトルクを味わえる直6ディーゼルエンジンや外部給電機能を備えたプラグインハイブリッドモデルが用意されている事から、アウトドアなど用途でトレーラーヒッチを求めるユーザーがさらに増える可能性もあります。

マツダにとって今までにないセグメントや価格帯の車種なので、どのような生活シーンで活躍するのか気になるところですね。