つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが「MAZDA2」「CX-3」の商品改良を正式発表したので詳しくチェック、ついに新世代マツダコネクトと8.8インチディスプレイを採用(追記あり)

(画像 MAZDA)

本日9月21日、マツダが「MAZDA2」と「CX-3」の商品改良を正式発表。

いつも通り改良・変更内容を詳しくチェックしていきます。

 

 

この2車種に関しては先月に入ってから注文受付の終了が案内されている事に加えて、CX-3に関してはすでにオーストラリアとタイで改良モデルが正式発表済み。

これらの点から国内でも商品改良が実施される可能性が高まっていましたが、本日マツダから正式発表されたので内容を順番に紹介していきます。

 

 

「MAZDA2・CX-3共通」

改良ポイント①:「新世代マツダコネクト採用」

(画像 MAZDA)

今回の商品改良で最も注目なのがMAZDA2・CX-3にもようやく新世代マツダコネクトが搭載された事。

事前情報通りディスプレイのサイズは8.8インチですが、ダッシュボード形状の関係から社外品のナビゲーションで増えているフローティング型ディスプレイのようになっています。

ディスプレイに合わせてダッシュボードも刷新されるのが一番理想だと思いますが、製造用の金型などを変えるのはかなりコストが掛かる話もあるので、コストや車両価格が特に重要視されるコンパクトカーでそこまで期待するのは少し酷でしょうか・・・?

そして、新世代マツダコネクト採用に合わせて「コネクティッドサービス」も利用可能に。

コネクティッドサービスは各メーカーで使用可能車種が増えていますが、マツダの場合は基本機能と安全・安心機能が10年無料という大きな特徴がありますが、コンパクトカーでここまで長期間無料なのはかなり少ないかもしれません。

ただし、新世代マツダコネクトの設定範囲はMAZDA2とCX-3で異なるのでご注意を。

☆MAZDA2

⇒「15 SPORT」「XD SPORT+」は標準装備。

⇒「15C」「XD」「15 BD」「XD BD」はメーカーオプション(マツダコネクトパッケージ)を選択して新世代マツダコネクトへグレードUP可能。

⇒「15 MB」は引き続きマツダコネクト未搭載で、メーカーオプションでも設定無し。

CX-3

⇒全グレード標準装備。

 

改良ポイント②:ナビゲーション用SDカードはアドバンス2に進化、一方でCD/DVDプレイヤーやBOSEサウンドシステムは廃止に(追記あり

☆MAZDA2

CX-3

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

新世代マツダコネクト採用に合わせてナビゲーション用SDカードもCX-60等と同じ2アドバンス2"に進化。

一方で、ここ最近の傾向に合わせてMAZDA2・CX-3もCD/DVDプレイヤーが廃止されています。

MAZDA2は初代マツダコネクト仕様も廃止されたので、CD/DVDプレイヤーが選べる車種も無くなりそうですね・・・。

あと、CX-3はSuper Edgyにメーカーオプション設定されていたBOSEサウンドシステムも廃止に。

これによってマツダのBセグメントモデルでBOSEサウンドシステムが選べるモデルは無くなった事にもなります。

 

 

続いて車種別の改良ポイントを紹介・・・・。

 

 

「MAZDA2」

(画像 MAZDA)

MAZDA2は今年1月にエクステリアデザイン刷新などを中心とする大幅商品改良が実施されましたが、今回も新世代マツダコネクト採用に合わせていくつか変更が実施されています。

改良ポイント①:BD専用の用品パッケージに「SCI-FI」が新登場。

(画像 MAZDA)

MAZDA2は今年1月の大幅改良で登場したBDグレード向けに「ROOKIE DRIVE」「CLAP POP」という用品パッケージオプションを用意していましたが、今回の改良でSCI-FIサイファイ)」も新登場。

こちらはアクセントカラーにライムグリーンを採用する事で、サイバーなどのテック系を想起させる近未来的な印象が表現されています。

(画像 MAZDA)

ライムグリーンとアクセントカラーを考慮してダーク系のボディカラーと組み合わせる事が推奨されており、特に「マシーングレープレミアムメタリック」と「ジェットブラックマイカ」が推奨カラーに指定されています。

近未来感を意識するならやはりマシーングレープレミアムメタリックが一番似合いそうでしょうか・・・。

「マシーングレープレミアムメタリック」

「ジェットブラックマイカ

「ポリメタルグレーメタリック」

「ディープクリスタルブルーマイカ

(画像 MAZDA)

ちなみにマツダは「SCI-FI」というフレーズを昨年末に商標出願していますが、今振り返ると当初は1月の大幅商品改良で追加しようとしていたのでしょうか・・・?

 

改良ポイント②:「15 SPORT」「XD SPORT+」はボディ同色のルーフフィルム/ドアミラーカバー/シャークフィンアンテナも選択可能に。

(画像 MAZDA)

これまで15 SPORTとXD SPORT+は「ルーフフィルム」「ドアミラーカバー」「シャークフィンアンテナ」がブラック仕様のみでしたが、今回の改良からボディ同色(上画像)が標準装備になり、ブラック仕様はメーカーオプション(+55,000円)で選ぶ形に変更されました。

ただし、MT車はこれまで通りブラック仕様のみで、AT車の車両本体価格+55,000円という形になっているのでご注意を・・・。

(画像 MAZDA)

 

改良ポイント③:「XD」のメーカーオプションが変更。

(改良前)

(改良後)

(画像 MAZDA)

ディーゼルエンジン搭載車のベースグレード「XD」はこれまで3種類のメーカーオプションが設定されていましたが、今回の商品改良でユーティリティパッケージの内容が標準装備に変更。

その一方で360°セーフティパッケージの装備は未装着に変更されています。

 

改良ポイント④:「BD」はカラーコーディネートの選択肢が拡大。

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

幅広いカラーコディネートが楽しめる「BD」ですが、今回の商品改良でジェットブラックマイカのボディカラーでもブラックのルーフフィルムが選択可能になっていました。

ブラック同士の組み合わせなので一見すると違いが分からない可能性もありますが、ルーフフィルムはカーボン調の模様が入っているので意外に見分けが付くかも・・・?

(ブラックのルーフフィルム)

 

改良ポイント⑤:「15 Sunlit Citrus」が廃止。

(画像 MAZDA)

2021年の商品改良で特別仕様車として登場した”Sunlit Citrus"ですが、今回の商品改良で廃止。

今年1月の大幅改良で特別仕様車から通常のカタロググレードへ昇格した事に加えて標準装備もより充実されたので引き続き販売されると思っていましたが、このタイミングで廃止されるのはちょっと驚きです。

グレージュ内装やフロアマットなど魅力的な専用装備が多く採用されていましたが、コンパクトカーだと車両価格やコストが重要視されてしまうのでしょうか・・・?

ちなみに、MAZDA2はSunlit Citrusが廃止された事で内装色もブラック系のみになったので、コンパクトカーの性格を考えるとブラック以外の内装色も欲しくなるところです。

 

そして価格とグレード構成の変更をおさらい。

  駆動方式 AT / MT 改良前 改良後 価格差
(SKYACTIV-G 1.5)          
15C
FF
AT
¥1,529,000 ¥1,548,800 ¥19,800
AWD ¥1,749,000 ¥1,768,800 ¥19,800
15 "BD"
FF ¥1,647,800 ¥1,741,300 ¥93,500
AWD ¥1,867,800 ¥1,961,300 ¥93,500
15 "Sunlit Citrus"
FF ¥2,101,000
AWD ¥2,321,000
15 "SPORT"
FF
AT ¥2,002,000 ¥2,083,400 ¥81,400
6MT ¥2,002,000 ¥2,138,400 ¥136,400
AWD AT ¥2,222,000 ¥2,303,400 ¥81,400
15 MB FF 6MT ¥1,749,000 ¥1,768,800 ¥19,800
(SKYACTIV-D 1.5)          
XD
FF
AT
¥1,903,000 ¥1,955,800 ¥52,800
AWD ¥2,123,000 ¥2,175,800 ¥52,800
XD "BD"
FF ¥1,991,000 ¥2,084,500 ¥93,500
AWD ¥2,211,000 ¥2,304,500 ¥93,500
XD "SPORT+"
FF
AT ¥2,321,000 ¥2,402,400 ¥81,400
6MT ¥2,321,000 ¥2,457,400 ¥136,400
AWD AT ¥2,541,000 ¥2,622,400 ¥81,400

ここ最近のマツダ車は商品改良のタイミングで20万円前後の値上げが実施されていたので、そこから比べるとまだ値上げ幅は少ない方ですが、SPORT系のMT車はブラックのルーフフィルムが標準装備になっている事もあって13万円以上の値上げ。

さらにSPORT系を除くほとんどグレードは新世代マツダコネクトがメーカーオプションなので、こちらを選択するとさらに10万円程度プラスされます。

このように一覧を見ると「15 MB」はアフォーダブルな価格でスポーティな走りを楽しめる貴重なモデルと言えるかもしれません。

 

 

 

CX-3

(画像 MAZDA)

CX-3の商品改良は2021年10月以来となりますが、すでにオーストラリアとタイでは商品改良モデルが正式発表済み。

重複する改良内容もありますが、日本仕様独自の変更点もあります。

 

改良ポイント①:ボディカラーラインナップに「エアログレーメタリック」を追加。

(画像 MAZDA)

今年1月のMAZDA2大幅商品改良モデルで初登場したエアログレーメタリックがCX-3にも追加。

この代わりに2014年のCX-3正式発表と同時に誕生した「セラミックメタリック」が今回の商品改良で廃止されています。

 CX-3デビュー時のテーマカラーというイメージもあったのでちょっと寂しいですね・・・。

CX-3初期モデル (画像 MAZDA)

 

改良ポイント②:特別仕様車「Vivid Monotone」が登場。

(画像 MAZDA)

オーストラリア仕様の最上級グレードとして公開されていたモデルが特別仕様車として
日本仕様にも登場。

これまで設定されていた特別仕様車"Super Edgy"に似た世界観を感じるモデルですが、CX-3初採用の装備や仕様もいくつか採用されています。

☆Vivid Monotone専用装備

①ブラッククローム仕様のシグネチャーウイング(CX-3初採用)

左:通常グレード、右:Vivid Monotone (画像 MAZDA)

②:新デザインの18インチアルミホイール

左:通常グレード、右:Vivid Monotone (画像 MAZDA)

③:合成皮革×レガーヌ素材を組み合わせた専用のブラック内装。

(画像 MAZDA)

インパネやドアトリムはドット模様が入った青味のあるグレーのソフトパッド。

・エアコンルーバーリングと内装ステッチの色はカッパー(銅色)

④:ブラックキャビン(2トーンボディ)

(画像 MAZDA)

・エアログレーメタリック

・プラチナクォーツメタリック

・ソウルレッドクリスタルメタリック

カッパーの挿し色はSuper Edgyから引き継がれていますが、座面中心からややオフセットした位置に施された模様や青みがかったグレーのソフトパッドは新しい意匠。

レガーヌ素材はここ最近採用車種が増えていますが、肌触りがいいだけでなく座った時に滑りにくいので個人的に好みな素材です。

そしてここ最近ブラックを基調としたエクステリアを採用する車種も増えていますが、CX-3にもブラッククロームシグネチャーウイングが初採用。

CX-3シグネチャーウイングはヘッドライト内部まで伸びてる意匠ですが、ヘッドライト内部もしっかりブラッククローム仕様に変更。

さらに新デザインのアルミホイールまで採用されたので、細かな部分までかなり拘られている特別仕様車と言えそうですね。

ちなみにVivid Monotoneというフレーズはすでにマツダが商標出願しています。

 

改良ポイント③:「15S Urban Dresser」はこれまでメーカーオプションだったブラックグロッシーパッケージが標準装備に。

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

ライトブラウンとピュアホワイトの内装を採用した特別仕様車"15S Urban Dresser"にはこれまでフェンダーアーチやボディ下部をツヤ有りブラックにグレードUPさせるメーカーオプション「ブラックグロッシーパッケージ」が用意されていましたが、今回から標準装備に変更されています。

☆ブラックグロッシーパッケージ(改良前は+88,000円のメーカーオプション)

・18インチアルミホイール

グロスブラック仕様のフェンダーアーチ・ボディ下部パーツ

・メッキガーニッシュ

 

改良ポイント④:「Touring(15S/XD)」はホイールカラーとシートデザインが変更、これまでメーカーオプションだった安全機能も標準化。

(画像 MAZDA)

ニュースリリースによると「15S Touring」「XD Touring」はホイールカラーとシートデザインが変更されたようですが、改良前の諸元表と比較しても違いが不明・・・。

アルミホイール

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

☆シート

左:改良前、右:改良後 (右画像 MAZDA)

アルミホイールはおそらくシルバーからシルバーメタリックへ変更されたのだと思いますが、シートに関しては使われてる素材やステッチが僅かに違う感じでしょうか・・・?

さらに15S Touringはこれまで2WD車のみメーカーオプションとして「セーフティパッケージ」が設定されていましたが、こちらも今回の商品改良で標準装備化されています。

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

「15S Urban Dresser」のブラックグロッシーパッケージが標準装備化された事も合わせて、CX-3国内仕様は全グレードメーカーオプションが無い設定になっています。

これはタイから輸入する形になっているのも関係してると思われますね・・・。

 

改良ポイント⑤:「Super Edgy(15S/XD)」「15S」「XD」「6速MT車」が廃止。

左:改良前、右:改良後 (画像 MAZDA)

ここ最近のマツダ車はグレード構成やパワートレインの種類を整理する傾向ですが、CX-3もSuper Edgyを中心にグレード構成がシンプルに。

さらにXD Touringに設定されていた6速MT車も廃止されています。

一時期はMT車の選択肢が豊富でしたが、今回CX-3も廃止された事によって国内で販売されてるマツダSUVからMT車が無くなりました・・・。

販売台数に限りがある事を考えるとやむを得ないのかもしれませんが、すんなりと受け入れる事も出来ない複雑な心境になります。

 

改良ポイント⑥:ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の出力UP

(画像 MAZDA)

ニュースリリースによると今回の商品改良でディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の出力UPが行われたようですが、諸元表を見るとガソリンエンジンも含めて申請途中でスペックが確定していないようです。

(画像 MAZDA)

改良前は「最高出力:116ps」「最大トルク:270Nm」でしたが、出力UPするならMAZDA3・CX-30に搭載されてる仕様と同じスペックあたりが有力でしょうか・・・?

☆SKYACTIV-D 1.8

CX-3(改良前)・・・・「最高出力:116ps / 最大トルク:270Nm」

MAZDA3・CX-30・・・・「最高出力:130ps / 最大トルク:275Nm」

 

改良ポイント⑦:純正アクセサリーオプションの「オーバーヘッドコンソールLEDダウンライト」が廃止に(追記)

(画像 MAZDA)

これまで純正アクセサリーオプションとして用意されていたオーバーヘッドコンソールからシフトノブ周辺を照らすダウンライトが今回の商品改良で廃止されていました。

 

 

MAZDA2と同様にCX-3も価格とグレード構成の変更をおさらい。

  駆動方式 AT/MT 改良前 改良後 価格差
(SKYACTIV-G 1.5)          
15S
FF
AT
¥1,925,000
AWD ¥2,167,000
15S Touing
FF ¥2,068,000 ¥2,279,200 ¥211,200
AWD ¥2,381,500 ¥2,521,200 ¥140,700
15S Urban Dresser
FF ¥2,304,500 ¥2,532,200 ¥227,700
AWD ¥2,634,500 ¥2,774,200 ¥139,700
15S Super Edgy
FF ¥2,568,500
AWD ¥2,810,500
15S Vivid Monotone
FF ¥2,708,200
AWD ¥2,950,200
(SKYACTIV-D 1.8)          
XD
FF
AT
¥2,317,000
AWD ¥2,559,000
XD Touring
FF
AT ¥2,651,000 ¥2,796,200 ¥145,200
6MT ¥2,871,000
AT ¥2,893,000 ¥3,038,200 ¥145,200
6MT ¥3,113,000
XD Super Edgy
FF
AT
¥3,047,000
AWD ¥3,289,000
XD Vivid Monotone
FF ¥3,192,200
AWD ¥3,434,200

MAZDA2と比較するとグレード構成がかなり整理されたのに加えて、メーカーオプションが標準装備化された事もあって車両本体価格の値上げ幅も大きめです。

CX-3国内仕様に関しては昨年からタイ工場で生産されるようになったので、昨今の輸送費高騰の影響も出ているのかもしれませんね・・・。

 

 

今回発表された主な改良内容は以上となりますが、やはりMAZDA2・CX-3に新世代マツダコネクトが採用されたのはかなり注目ポイント。

どちらも発売開始から10年弱が経過していますが、この改良によって商品力が再び高まった事は間違いないと思います。

その一方で、マツダコネクトを刷新するのはかなりコストが掛かる話を耳にしたことがあるので、今回の商品改良はまたしばらく現行モデルの販売が継続される事も意味してるのでしょうね。

ここ最近一部メディアで次期型に関する噂を取り上げられていますが、次期型が出るとしてもまだ数年先の予感・・・。

あと、新世代マツダコネクトと8.8インチディスプレイはロードスターにも採用予定の話が出ていますが、ディスプレイは同じ物が採用されるのか気になるところ・・・。

ロードスターはベゼルがかなり薄くなる話も出てますが・・・)

 

気になる発売日は「MAZDA2 ⇒ 12月下旬」「CX-3 ⇒ 来年2月」と案内されているので、販売店実車を見れるのもまだしばらく先だと思われますが、機会があれば是非チェックしてみたいと思います。