イタリアマツダがMX-5のミーティングをモデナで開催する事を予告していましたが、ミーティングの模様が公開されています。
イタリアマツダは「MX-5のミーティングを9月18日にモデナで開催する」と今年5月に発表。
新型コロナウイルス感染拡大後初めて行われるマツダ車のミーティングである事に加えて、これまでで最も規模の大きいイタリア国内のMX-5ミーティングになる見込みと案内されていましたが、今週末に行われたイベントの模様が公開されています。
今回のミーティングが開催されたのはモデナのサーキット「Autodromo di Modena」で、会場にはイタリア全土から多くのMX-5オーナーが参加。
また、このミーティングには特別ゲストとして元NDロードスター開発主査で現在はロードスターアンバサダーを担当されている山本修弘さんが参加され、MX-5の歴史や開発秘話に関するトークショーも実施されたようです。
会場ではMX-5の限定車や発売開始されたばかりのCX-60も展示されていたようですが、特に注目されたのがイタリアのスタートアップ企業"Gorgona Cars"が今回のミーティングに合わせて制作した「MX-5 NM Concept」
La Mazda MX-5 NM by Gorgona Cars: barchetta monoposto in piccola serie [VIDEO] - News - Automoto.it
1950年代のレーシングカーをイメージして初代NA型をフロントスクリーンレスのシングルシーター仕様にしたカスタムカーですが、ND型のパワートレインを搭載しているのも注目ポイント。
搭載されているのはフルノーマルの「SKYACTIV-G 2.0(184ps)」で、運転席の写真を見るとメーターやエンジンスタートボタンもND型の物に換装されています。
車両重量は830㎏(乾燥重量?)と発表されているので、フルノーマル仕様のパワートレインでもかなり速そうですね・・・。
記事によると、Gorgona Carsは公道走行認可を取得してこの仕様のMX-5を70,000ユーロ程度(ベース車両の価格は除く)で販売する予定との事。
Gorgona Cars公式HPでも紹介されているので気になる方はチェックを♪
そしてミーティングのメインイベントは参加したMX-5によるパレードラン。
今回は約10年前にオランダで認定されたギネス記録「世界最大のマツダ車によるパレードラン(683台)」を超えるのが目標で、ギネスの公式認定員も参加。
今回のパレードランは707台が参加して新たなギネス記録として正式認定されました。
ちなみに、日本では2,000台以上の台数が集まったロードスター30周年ミーティングでもイベントの最後にパレードランが行われているので、台数的にはこちらの方が多い可能性もありますが、こちらはギネス認定員の方を招いてないはずなので非公式という感じでしょうか?
日本でもギネス認定に挑戦すると面白いかもしれませんね(笑)
誕生から30年以上が経過したロードスター/MX-5ですが、今後も国内外で変わらぬ人気を集め続ける事に期待したいです♪